ショパン全集録音の一環となる新盤は、待望のピアノ協奏曲第1番で、飯森範親・日本センチュリー交響楽団とのライヴ録音。カップリングとして収録された演奏会用アレグロは、第3協奏曲のアレグロ楽章として着手されました。残されているショパンの言葉から、この作品がポーランドの独立を願って作曲されたのではないかと推断する江崎昌子は、千紫万紅の色模様で曲の持つ特質を謳いあげています。
彼女の音楽にはポーランドで培われたスラヴ的な歌や感性があり、その幾重にも折り重なるふくよかな音の魅力は、ショパンの魂や美質を描いて余すところありません。
これは、ポーランド独立回復100周年という記念を祝うにふさわしいアルバムとなりました。
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【ショパン:ピアノ協奏曲第 1番、演奏会用アレグロ/江崎昌子, 飯森範親, 日本センチュリー交響楽団/ハイレゾ】