NHK交響楽団音楽監督として日本を大きな拠点とするアシュケナージ。前作パドヴァ管との共演(OVCL-00170)に次ぐ、アシュケナージ弾き振りモーツァルト・シリーズ待望の第2弾は現在の手兵であるNHK交響楽団とのコラボレーションです。
今回はモーツァルトの初期と後期の代表作第9番「ジュノム」と第27番をセレクト。
「この年齢になって、モーツァルトを一番上手く弾ける」とアシュケナージ自身が語るように、円熟の巨匠によるまさに理想のモーツァルトがここにあります。N響トップ・メンバーによる精緻なサポートも心憎く、アシュケナージの黄金の指で奏でる音色、音楽ともに心に響く深い内容。感動の1枚です。
【モーツァルト:ピアノ協奏曲 第 9番「ジュノム」 & 第 27番/ウラディーミル・アシュケナージ, NHK交響楽団/ハイレゾ】