日本を代表する指揮者で、近年ショスタコーヴィチ演奏で高い評価を受ける井上道義の最新ショスタコーヴィチ・アルバムです。2015年11月、大阪フィルの定期演奏会で取り上げられた交響曲第7番は、前作交響曲第4番同様、圧倒的な迫力と音楽的な深さで、大喝采を受けました。
井上はこの交響曲を「人間賛歌」と呼びます。人間の持つ弱さ、悲しみ、怒り、情熱が入り乱れ、マグマのようなエネルギーとなって表現されたショスタコーヴィチの最高傑作のひとつです。井上によって統率されたオーケストラがそれらを余すところなく、表現していきます。
パワー漲る迫力、刺激的なサウンド、ドラマティックな音楽性は井上道義の独壇場です。
圧巻の井上&大阪フィルのショスタコーヴィチ・シリーズ第2弾、ぜひお聴き下さい。
2015年11月27、28日 大阪・フェスティバルホール にてライヴ収録
【ショスタコーヴィチ:交響曲 第7番 「レニングラード」/井上道義, 大阪フィルハーモニー交響楽団/ハイレゾ】