2008年に発売し、大きな話題を呼んだマーラー:交響曲第8番「千人の交響曲」に引き続き、インバルのマーラー・シリーズ第2弾となるのは交響曲第4番。
1980年代~90年代にかけてフランクフルト放送響とマーラー全集を完成させたことで、世界的なマーラー指揮者としての地位を築いたインバル。年月を重ね取り組んだこの演奏では、その真価を十分に感じることができます。
マーラーを「最も偉大な交響曲作曲家」と表現するインバルが、明るい印象の中にも憂愁を含んだ天上の響きを見事な手腕で作り出します。繊細なテクスチュアのなかで和声の美しさを最大限に際立たせた演奏。オーケストラはインバルに全信頼を置き、特に弦楽器アンサンブルの艶やかさと豊潤な響きは目を見張るものがあります
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【マーラー:交響曲 第 4番/半田美和子, エリアフ・インバル, 東京都交響楽団/ハイレゾ】