なんと弱冠23歳!! 若きマエストロ、尾高忠明が振る快速パワフルなチャイコフスキー。日本を代表する世界的指揮者、尾高忠明(1947~)が1971年にN響デビューを飾った際のチャイコフスキーです。この時マエストロはわずか23歳! 冒頭から速めのテンポを取りパワー全開、その熱さとテンションで終楽章まで進みます。指揮者の気迫と、それに懸命に応えたN響の演奏が強く心に残ります。そして聴衆の拍手の熱狂的なこと!若き日のマエストロの姿を堪能できる、まさに歴史的、記念碑的な記録といえるでしょう。
(※録音が古いためお聴き苦しい箇所がございます。何卒ご了承下さい。)
◆Phile-web:「N響アーカイブシリーズ」 誕生の舞台裏に迫る!
エンジニアインタビュー記事