◆【インタヴュー】初のライブ音源をリリースした天才サックス・プレイヤー“寺久保エレナ”
日本から世界へ・・・天才サックス・プレイヤー“寺久保エレナ”初のライヴ・アルバム北の大地、北海道が生み出した天才サックス・プレイヤー“寺久保エレナ”初となるライヴ・アルバム。2018年3月発表の最新スタジオ・アルバム『LITTLE GIRL POWER』で共演したエレナ率いるレギュラー・グループ“寺久保エレナ・カルテット”による2019年1月14日、新宿PIT INNでのライヴを緊急レコーディング。スタジオ・アルバム以上にバンドとしてタイトにまとまった4人によるテンション高い怒涛の演奏、インプロヴァイズ、極上のグルーヴにはただただ驚かされるばかりだ。
■寺久保エレナは、2010年にアルバム『NORTH BIRD』でキングレコードよりデビュー。弱冠18歳の女子高生の作品とは思えない完成度の高さ、圧倒的な演奏力などで話題になり、専門誌『Swing Journal』選定ゴールドディスクにも輝き、1万5千枚を超えるセールスを記録。ジャズ・シーンでは驚異的とも云える大ヒット作品となった。続く2ndアルバム『NEW YORK ATTITUDE』(2011年)も好実績を上げた。その後、バークリー音楽院に日本人初のプレジデンシャルスカラーシップ生として入学。2013年に3rdアルバム『BURKINA』を発表。2014年12月にバークリー音楽院を卒業、活動の拠点をボストンからニューヨークに移す。2016年に4thアルバム『A TIME FOR LOVE』をカナダの名門レーベル“Celler Live Records”からリリースした。最新作品は2018年キングレコードより発売したスタジオ・アルバム『LITTLE GIRL POWER』。
■収録曲は、エレナの書き下ろし新曲2曲「A CRYSTAL PATH」「BE NICE」含めオリジナル3曲、スタンダード6曲の全9曲。昨年リリースしたスタジオ・アルバム『LITTLE GIRL POWER』未収録曲も多く、聴き所はたっぷり。前作を堪能したユーザーにも大注目の作品だ。エレナのサックスは流麗且つアグレッシヴなインプロヴィゼーションから優しい歌い上げまで変幻自在、音楽的表現力も格段に増し、一流プレイヤーとしての風格漂う圧巻とも云える存在感を放っている。ツアーでライヴの本数を重ねた本格派メンバーとの息の合ったグルーヴも最高だ。生々しいリアルなライヴ演奏を骨の髄まで味わって欲しい。
■音質に拘るオーディオ&ジャズ・ユーザーにも対応出来るように、高音質CD(SHM-CD)仕様を採用。クリアかつ立体的な音像で繊細なダイナミズムをたっぷりと堪能出来る設えに仕上がっております。
“寺久保エレナ・カルテット”
寺久保 エレナ(alto sax,soprano sax)
片倉 真由子(piano)
金森 もとい(bass)
高橋 信之介(drums)