●ニューズウィーク誌で“世界が尊敬する日本人100人”に選ばれた世界のトップ・ドラマーで、現在もCASIOPEA 3rdでサポートメンバーとして活躍中の神保彰、通算21枚目のソロ・アルバム！
●今作『21』(トゥエンティー・ワン)は、エイブラハム・ラボリエル(B)、オトマロ・ルイーズ(P)、アレン・ハインズ(G)に加え、前作に続いてイエロージャケッツやタワー・オブ・パワーなどでも大人気のリチャード・エリオット(SAX)をフィーチャー！

＜セルフライナーノーツ＞
1986年の1枚目から97年の10枚目、10年ブランクがあって2007年からキングレコードでの第2期ソロアルバム制作が始まりました。ほぼ10年のサイクルなので、昨年の20枚目の後に少しお休みしてとも思ったのですが、10年休んだら自分は既に老齢に入っているという事実に気がつき（気づくの遅すぎ）、作り続けられる限り作り続けようと心を新たにしました。
21世紀に21枚目のオリジナルアルバムを制作する事が出来るというもの、考えてみれば特別な事です。数字が合えばよいというものでもありませんが、20世紀中の20枚目は間に合いませんでしたし、22世紀はあまりにも遠すぎます。
ワンマンオーケストラのツアー中に書き溜めた曲を持ってハロウィーンの時期にロサンゼルスに飛び、いつものメンバーといつものスタジオでレコーディングするのが僕のルーティーンワークとなりました。音楽家としての成熟や、老化（笑）の過程を記録し続けられたらと思っています。