20年以上にわたりNAXOSレーベルで進行しているバルトークのピアノ作品全集。これまでの7集は全て名手イェネ・ヤンドーが演奏していましたが、今回の第8集ではデジェー・ラーンキを父に持つフュロップ・ラーンキが演奏。父譲りの技巧と音楽性で新たなバルトーク像を見せてくれます。ここに収録されたのは、バルトークの最初期の作品「狂詩曲」と同じく初期の作品「変奏曲」。ピアニストの手の柔軟性を引き出す「3つの練習曲」、そして名作「子供のために」からの抜粋です。エンマ・グルーベル(後のコダーイの妻)のサロンで大いなる刺激を受けた若きバルトークが書いた「狂詩曲」は幻想的な部分と急速なフィナーレで構成されており、作品はサロンの主催者エンマに捧げられています。まだ民謡的な要素は薄く、リスト作品に近い雰囲気を持っています。彼の友人ファリシー・ファビアンの旋律に基づく「変奏曲」もロマンティックな作品。おなじみの「子供のために」は様々な国の民謡で彩られています。
【バルトーク: ピアノ作品集/フュロップ・ラーンキ/ハイレゾ】
1 フュロップ・ラーンキ[ピアノ], ベーラ・バルトーク[作曲]
2 フュロップ・ラーンキ[ピアノ], ベーラ・バルトーク[作曲]
3 フュロップ・ラーンキ[ピアノ], ベーラ・バルトーク[作曲]
4 フュロップ・ラーンキ[ピアノ], ベーラ・バルトーク[作曲]
5 フュロップ・ラーンキ[ピアノ], ベーラ・バルトーク[作曲]
6 フュロップ・ラーンキ[ピアノ], ベーラ・バルトーク[作曲]
7 フュロップ・ラーンキ[ピアノ], ベーラ・バルトーク[作曲]
8 フュロップ・ラーンキ[ピアノ], ベーラ・バルトーク[作曲]
9 フュロップ・ラーンキ[ピアノ], ベーラ・バルトーク[作曲]
10 フュロップ・ラーンキ[ピアノ], ベーラ・バルトーク[作曲]
11 フュロップ・ラーンキ[ピアノ], ベーラ・バルトーク[作曲]
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14 フュロップ・ラーンキ[ピアノ], ベーラ・バルトーク[作曲]
15 フュロップ・ラーンキ[ピアノ], ベーラ・バルトーク[作曲]
16 フュロップ・ラーンキ[ピアノ], ベーラ・バルトーク[作曲]
17 フュロップ・ラーンキ[ピアノ], ベーラ・バルトーク[作曲]
18 フュロップ・ラーンキ[ピアノ], ベーラ・バルトーク[作曲]