ピューリッツァー賞とグラミー賞を受賞した作曲家アーロン・ジェイ・カーニス。彼のフルート協奏曲は名手マリーナ・ピッチニーニの演奏からインスピレーションを受けて作曲されました。ピッチニーニはカナダ出身のフルート奏者で、ボストン交響楽団からの入団要請を断りソリストの道を選択したという逸話を持つ人。その音色は「まるで歌手のように歌う」と賞賛されています。この曲は、様々な舞曲の様式を持つ楽章で構成されており、どの楽章も、穏やかに始まり最後は劇的に終わるというパターンで書かれています。とりわけ最終楽章の「タラン=トゥラ」の狂騒的な雰囲気が印象に残ります。他にはカーティス自身が“フルートへのラヴレター”と称する「エア」、湾岸戦争の時に書かれた「交響曲第2番」を収録。カーティスの作風の多様性が感じられる1枚です。
【カーニス: フルート協奏曲 他/レナード・スラットキン, マリン・オルソップ, マリーナ・ピッチニーニ, ピーボディ交響楽団/ハイレゾ】
1 マリーナ・ピッチニーニ[フルート], ピーボディ交響楽団[演奏], レナード・スラットキン[指揮], A.J. カーニス[作曲]
2 マリーナ・ピッチニーニ[フルート], ピーボディ交響楽団[演奏], レナード・スラットキン[指揮], A.J. カーニス[作曲]
3 マリーナ・ピッチニーニ[フルート], ピーボディ交響楽団[演奏], レナード・スラットキン[指揮], A.J. カーニス[作曲]
4 マリーナ・ピッチニーニ[フルート], ピーボディ交響楽団[演奏], レナード・スラットキン[指揮], A.J. カーニス[作曲]
5 マリーナ・ピッチニーニ[フルート], ピーボディ交響楽団[演奏], レナード・スラットキン[指揮], A.J. カーニス[作曲]
6 ピーボディ交響楽団[演奏], マリン・オルソップ[指揮], A.J. カーニス[作曲]
7 ピーボディ交響楽団[演奏], マリン・オルソップ[指揮], A.J. カーニス[作曲]
8 ピーボディ交響楽団[演奏], マリン・オルソップ[指揮], A.J. カーニス[作曲]