緻密な技巧と大胆で躍動感あふれる表現力。2011 年日本人初のリリー・ラスキーヌ国際ハープコンクール優勝者、山宮るり子のデビュー・アルバム。
演奏者:山宮るり子(ハープ)
録音日:2016年4月11日~13日
録音場所:神奈川アートホール
特記事項:ルビジウム録音
【山宮るり子プロフィール】
新潟市出身。4 歳からアイリッシュハープ、8 歳からグランドハープを始める。山田ふたば、山崎祐介、グザヴィエ・ドゥ・メストレの各氏に師事。2007 年渡独、ハンブルク国立音楽演劇大学を首席で卒業後、同大学院にてドイツ国家演奏家資格を最優秀の成績にて取得。2015 年帰国。
2001 年東京交響楽団公演(飯森範親指揮)でプロデビュー。2004 年第16 回日本ハープコンクール・アドバンス部門にて第3 位を受賞。2005 年、2014 年世界ハープ会議(アイルランド、オーストラリア)にて演奏。2008 年UFAM 国際コンクール(パリ)室内楽部門にて第1 位を受賞。2009 年第58 回ミュンヘン国際音楽コンクール・ハープ部門にて日本人初の第2位、併せて特別賞を2つ受賞。本選にてバイエルン放送交響楽団と共演。2010 年USA 国際ハープコンクール入賞。2011 年リリー・ラスキーヌ国際ハープコンクール(パリ)にて日本人初の優勝。2013 年7 月新潟市りゅーとぴあにてソロデビューリサイタル。
国内ではこれまでに東京交響楽団(飯森範親、大友直人指揮)、NHK 交響楽団(尾高忠明指揮)、兵庫PAC 管弦楽団(ユベール・スダーン指揮)と共演。2012 年4 月東京・春・音楽祭にて工藤重典(Fl)と共演。2014 年2 月トッパンホールランチタイムコンサートに出演、その演奏がe-onkyo music より配信された。同年12 月紀尾井ホール「明日への扉」出演。2015 年10 月東京オペラシティ文化財団主催「B→C」出演。
ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団首席ハーピストを経て、日本、ドイツ、フランスでソロ、室内楽を中心に活動。
【スパイラル/山宮るり子/ハイレゾ】