保屋野美和の演奏を、ほんの数小節聴けばわかるだろう。彼女が音楽への尊厳と、芸術家としての責任を自覚する真摯なピアニストだということを。例えば一途で純粋なバッハ、新鮮でユーモラスなハイドン。表現の幅と気品ある演奏は、まぎれもなく彼女の本質だ。明快で意志が強い演奏と、説得力のある解釈と構成力は、一聴の価値がある。是非、この一枚のアルバムに身を委ね、200年にわたる音楽の歴史を辿る旅の喜びを得て欲しい。 ベルント・ゲツケ(ハノーファー音楽演劇メディア大学教授)
録音日: 2015年9月2~3日
録音場所:埼玉県三芳町「コピスみよし」
プロフィール:保屋野美和(ピアニスト)
東京音楽大学卒業。現在ハノーファー音楽演劇メディア大学在籍。同大学木管楽器公式伴奏者。ドイツ政府給費留学生。2014年イブラ・グランドプライズ国際音楽コンクール(伊)優勝。2015年同コンクール受賞者の米国ツアーではカーネギーホールで公演、好評を博す。現在ヨーロッパ各地でラジオや音楽祭に出演するなど、ソロや室内楽奏者として活躍中。2016年CD日本デビュー。
※「アルバム購入特典」はデジタルブックレット(PDF)です。
【ファルベン-色彩-/保屋野美和/ハイレゾ】
1 保屋野美和[アーティスト], A. スクリャービン[作曲]
2 保屋野美和[アーティスト], A. スクリャービン[作曲]
3 保屋野美和[アーティスト], A. スクリャービン[作曲]
4 保屋野美和[アーティスト], A. スクリャービン[作曲]
5 保屋野美和[アーティスト], F. J. ハイドン[作曲]
6 保屋野美和[アーティスト], F. J. ハイドン[作曲]
7 保屋野美和[アーティスト], F. F. ショパン[作曲]
8 保屋野美和[アーティスト], J. S. バッハ[作曲]
9 保屋野美和[アーティスト], J. S. バッハ[作曲]
10 保屋野美和[アーティスト], M. ラヴェル[作曲]
11 保屋野美和[アーティスト], F. F. ショパン[作曲]