■鈴木大介が8弦ギターで挑む新境地!『浪漫の薫り』リリース記念インタビュー
【8弦ギターで紡ぐ、ロマン派ギタリスト&作曲家たちの夢のまほろば】
クラシックギター界を代表する鈴木大介が、自身初となる8弦ギターでロマン派の
作品を収録しました。
シューベルト、メンデルスゾーン、ショパンの名曲の数々、そして同時代のオリジ
ナル作品である J.メルツや N.コスト等聴きどころ満載の意欲作です。
クラシックギターならではの、そこはかとない薫り立つような響きをまといながら、
往時のギタリストや作曲家たちのまほろばを、是非一緒に旅して下さい。
●アーティストプロフィール
鈴木大介
作曲家の武満徹から「今までに聴いたことがないようなギタリスト」と評されて以後、多岐にわたって常に注目を集める。
1993年のアレッサンドリア市国際ギター・コンクールで優勝。
現代音楽の初演も多く、武満徹「森のなかで」「スペクトラル・カンティクル」の世界初録音を始め、これまで数々の作曲家による新作を初演している。
近年はタンゴやジャズ、また自作によるライヴも行い、多くの名曲のアレンジは録音でもコンサートでも好評である。国立新美術館での「オルセー美術館展」など、美術館でのコンサートも注目された。
30以上あるアルバムは、『カタロニア讃歌~鳥の歌/禁じられた遊び~』が芸術祭優秀賞を、西村朗「天女散花」がレコード・アカデミー賞を受賞するなど、多くの賞を獲得し、2021年9月アールアンフィニ レーベルからの発売の最新作 『ギターは謳う My Guitar’s Story』 では、武満徹編のポピュラーソング集「12の歌」を20年ぶりに再録。楽譜の出版も多く、同年2月には武満徹没後25周年を記念して、『武満徹 映画とテレビ・ドラマのための音楽 鈴木大介によるギター編曲作品集』が日本ショットより出版。
横浜生まれ。洗足学園音楽大学客員教授。
第10回出光賞、第56回芸術選奨新人賞を受賞。
●録音日
2022年9月6日&7日
Recording Format: DSD 11.2MHz (DSD 256)