ベートーヴェンのピアノ・ソナタを巡る知的興奮に満ち溢れた旅が、最後の3つのソナタとともに最終回を迎えます。ベートーヴェンが、自身の作曲家人生を通して書き続けてきた「ピアノ・ソナタ」の締めくくりであると同時に、ピアノ・ソナタというジャンルのその後の歴史をも大きく変えたと言っても過言ではないOp.111の最後の和音が鳴り響くとき、足かけ3年におよんだツィクルスの幕が万感の思いとともに閉じられます。
【演奏】
ティル・フェルナー(ピアノ)
【録音】
2010年10月24日:東京
【ティル・フェルナー - ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲演奏会7/ティル・フェルナー/ハイレゾ】