『ラブライブ!』TVアニメ1期第1話の挿入歌。元気さあふれるアップテンポなナンバーで、作詞を畑亜貴、作曲・編曲を河田貴央が手がけている。TVアニメのなかでは、第1話のアバン、高坂穂乃果、南ことり、園田海未の2年生3人が初めて登場するシーンに使われている他、終盤ではダンスパートとしても登場。
「START:DASH!!」も、『ラブライブ!』TVアニメ1期第3話の挿入歌。高坂穂乃果、南ことり、園田海未の2年生3人が初ライブを行うシーンで使われた楽曲で、メロディアスでテンポのよい曲調と、時々不安の入り交じった心境を垣間見せる歌詞との掛け合わせによって、ラブライブ!らしさ溢れる個性的な楽曲に仕上がっている。
ハイレゾ版「ススメ→トゥモロウ」「START:DASH!!」の魅力は、メンバーそれぞれの個性が全開となったリアルさあふれるヴォーカルだ。曲を聴いているだけでTVアニメのシーンが思い起こさせてくれる、活き活きとした歌声は、96kHz/32bit float環境でミックスダウンからやり直すという手間のかかった制作による賜物だろう。バックの演奏も音数や表現のきめ細やかさが増したおかげで、ステージを彷彿とさせてくれる、広がり感のあるサウンドとなった。
(野村ケンジ)
<<制作プロセスについて>>
CD発売時に制作したマスター音源はProTools|HDを使用し32bit floating/48kHzにて、収録からミックスまでを行っております。今回の配信はリマスタリングだけではなく、オリジナル音源のミキシングエンジニア淺野宏伸氏の手により、マルチトラックデータを32bit floating/96kHzに変換の後、音が存在しない周波数帯域に倍音を付加する強引なプロセスは一切行わず、96khzのスペックを活かしたバランスに再ミックスし、マスターファイルを新たに作成しています。
48kで収録されたサウンドを96kでミックスを行うことで音場を表現するリバーブやディレイ音の表情が繊細になり、一つ一つの音の粒立ちが良くなるので、リマスタリングのみでは実現出来ない解像度の向上を実現。Astel&Kern AKシリーズをリファレンス機に採用し、原田光晴氏の手により今回の配信用のマスタリングを行い24bit/96khzのマスターファイルに仕上げてます。(音楽制作ディレクター佐藤純之介氏より)
※「アルバム購入特典」は当作品のジャケット写真データ(jpeg)です。
「ススメ→トゥモロウ / START:DASH!!」96kHz/32bit音源はこちら
【ススメ→トゥモロウ / START:DASH!!/高坂穂乃果(CV.新田恵海), 南ことり(CV.内田 彩), 園田海未(CV.三森すずこ)/ハイレゾ】