今回は弊社グレースミュージックレーベルからリリースする、Koike Stringsをご紹介したいと思います。
Koike Stringsはヴァイオリニスト小池弘之によって1992年に結成されました。代表である小池氏は神奈川県横浜市出身、4才よりヴァイオリンを始め東京音楽大学首席卒業しています。第53回読売新聞社主催新人演奏会出演等、早くから才能を開花させています。
1983年よりフリーの演奏家としてソロ、室内楽、ゲストコンサートマスター、スタジオ・レコーディング、アレンジ等
多彩な音楽演奏活動を始め、東京音楽大学オーケストラ研究員、同大学付属高校講師として後進の指導にあたりました。
1986年、ドイツにて研鑽を積み、帰国後、弦楽五重奏団「シュテルン・クインテット」を結成。スタジオ・ミュージシャンとして1992年より主宰のストリングス・グループ(Koike Strings)を結成し、これまで多岐にわたるレコーディング及びツアー・サポートを行っています。
ドラマ映画音楽で活躍されている作曲家、池 頼広氏との仕事も多く、私も耳にしたことがある番組「相棒(Season 3~17)」「家政婦のミタ」、同じく作曲家の羽岡 佳氏とは「チーム・バチスタの栄光」「下町ロケット」、松本 晃彦氏とは「踊る大捜査線」、沢田 完氏とは「Doctor X~外科医・大門未知子~」等々数え切れないほどのレコーディング
セッションを行っており、そうそうたる作品に参加していることからも彼の実力は証明されていると思います。
今回のアルバムはKoike Stringsならではのアルバムで、本作品はアルバム第5弾となります。
小池弘之のアレンジによって、本来オーケストラで演奏されるメンデルスゾーンとドヴォルザークの交響曲を、弦楽器9名のみによる演奏で、完全オリジナル・レコーディング作品となっています。
今回聴かせて頂いて驚いたのが、オーケストラでの演奏となんら遜色のない、交響曲が持つオーケストラならではの
「色彩」を損なうことなく、少ない弦楽器だけで表現していることです。本来フル編成のオーケストラ、つまり管楽器、
木管楽器、弦楽器などで編成されている音が、たった9人だけで再現されているのは、個々のプレーヤーの能力が大変高いプロフェッショナルであることを実感させられます。
メンバーは
ヴァイオリン:小池 弘之 斉藤 和久 小池 里枝 広岡 香
ヴィオラ:成瀬 かおり 小林 知弘
チェロ:中村 潤 谷口 宏樹
コントラバス:佐藤 洋嗣
弊社グレースミュージックレーベルからリリース出来ること、とても嬉しく思っております。
是非、素晴らしい演奏をお楽しみください。
グレースミュージックレーベル代表
溝口肇
※「アルバム購入特典」はデジタルブックレット(PDF)と当作品のジャケット写真データ(jpg)です。
【ドヴォルザーク : 交響曲 第8番 ト長調 作品88/Koike Strings/ハイレゾ】