ヴァイオリニスト牧山純子の新作はクラシック曲を自らがJazzアレンジしたカバーアルバム
クラッシックのイメージが強いヴァイオリンで、様々なジャンルの壁を乗り越えていくというのが私の目指すところです。
6年前に発表したスロベニア組曲は、その演奏スタイルを世に認識してもらう契機となりました。そして前作"ALEGRIA"ではエレクトリックバイオリンを駆使して新たな音の広がりを得ました。
その後、世界を襲ったコロナ危機により今までの生活が一変しました。暗闇に包まれ出口が見えぬ日々に、共にリハーサルを重ねていたのが音大同期のチェロ中林成爾さん、同歳のピアノ原田達也さんです。
彼らとはクラシック曲のジャズアレンジを演奏するユニットとして以前から活動を続けてきました。(「ヨーロピアンジャズトリオ」が古城でクラッシックをジャズアレンジで演奏する映像に触れ、心に灯された光の追求と言えます。)クラシックを背景に持つ同級生3人の、時に和気あいあい、時に激しく火花を散らす遠慮のない掛け合いもライブの味付けとなり各地で演奏を重ねております。
そんな仲間と今回、アルバム制作の機会が得られたこと、とても嬉しく思います。
このアルバムの収録曲が皆さまの日常の彩りとなれましたら望外の幸せです。
そしていつか会場にてライブ演奏を聴いていただけましたらと思います。牧山純子
1
バッハのメヌエット
Minuet in G Major, BWV Anh.114
Christian Petzold
2
ダッタン人の踊り
Polovtsian Dances
Alexander Porfiryevich Borodin
3
ハバネラ
Carmen~Habanera
Georges Bizet
4
ラフマニノフ交響曲第2番 第3楽章
Symphony No.2 3rd Mov.
Sergei Rachmaninoff
5
モルダウ
Die Moldau(Vltava)
Bedřich Smetana
6
別れの曲
Étude Op.10,No.3
Frédéric Chopin
7
リベルタンゴ
Libertango
Astor Piazzolla
8
モーツァルト ピアノソナタ第11番 第1楽章
Piano Sonata No.11 in A major, K. 331 1st Mov.
Wolfgang Amadeus Mozart
9
ビバルディ四季より 夏 第3楽章〜Summertime
Concerto No. 2 in G minor, Op. 8, RV 315, "Summer" 3rd Mov. / Summertime
Antonio Vivaldi / George Gershwin
10
愛の挨拶
Salut d'Amour
Edward Elgar
11
エリーゼのために
Für Elise
Ludwig van Beethoven
12
明るい表通りで 変奏曲
Variations on a Theme by On the Sunny Side of the Street
James Francis "Jimmy" McHugh
Produced by Junko Makiyama
Supervised by Gakuyu KAWASAKI
Recorded, Mixed and Mastered by Tetsuya Abe
Recorded at Dutch Mama Studio
Mixed. Mastered at Capa3 Studio
◆今作はサラウンド5.0ch音源をマスターとした「HPL5」音源となります。
「HPL」は株式会社アコースティックフィールドが有するエンコード技術です。
「HPL」は、ヘッドフォン&イヤホンでの音楽リスニング用に最適化された音源を作るための技術です。ヘッドフォン・リスニングによる定位の崩れを改善し、本来のミックス・バランスに近い定位で音楽をお楽しみいただけます。
詳しくは「HPL」紹介ページをご覧ください。
http://www.acousticfield.jp