Traveling Music
音楽が生まれた瞬間をリスナーと共有したいという思いから始まった音楽ユニット「Birth of Aria」の2枚目のアルバム『Traveling Music』はゲストヴォーカルにカヒミカリィを迎え、前作以上にブライトな色彩であり、ナチュラルで癒されるオーガニックなアルバムである。
その久米大作のオリジナル曲を中心に展開されるそのサウンドは、ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、マリンバ、パーカッションというアコーステックな小編成ながらダイナミックで奥深く、シンフォニックで、ワールドミュージックでメロディックでハーモニカルな多彩な音色と響きで聴き手を魅了する。

1曲目「Do-ne-cian」は架空の名称であり、それは人の名前か場所の名前かもわからないが、とても魅惑的な世界観がカヒミカリィのヴォーカルで展開される。
2曲目「Kioku~ Memory」は人の記憶から大地に刻まれた記憶までを、これもカヒミカリィのヴォーカルでまるで語られるように歌われている。
3曲目「Travelers in The Night」はまさしくこのアルバムのテーマ、音楽で切り取る情景を旅する航海記のようだ。
4曲目「Friends&Lovers」は心に染み入る小品ながら鮮烈な印象を残す。
5曲目「Kaze no Higashi~ East Side of the Wind」はアニメ『空戦魔導士候補生の教官』BGMとして書かれたものがさらに展開しこのユニットの重要なレパートリー曲となって蘇った。
これらの楽曲が聴き手の耳と心に届いた瞬間に「Birth of Aria」の音楽は生まれ、「Birth of Aria」の音楽家たちと共有され完成するのである。

Birth of Aria
ジャズ,フュージョンミュージックシーンのキーボードプレイヤーであり。数多くの映像、舞台作品を手掛け世に送り出してきた作曲家、プロデューサーである久米大作を中心に、音楽が生まれた瞬間をリスナーと共有したいという思いから「Birth of Aria」と、名付けてこのユニット始まった。
参加メンバーは、ミスチル等のポップスからアンダーグラウンドなものまで幅広い演奏活動を展開するチェリスト四家卯大、元ちとせ等の多くのシンガーから信頼を寄せられ、その手堅くパワフルなプレイで知られるパーカッショニスト藤井玉緒。確実なテクニックとその音色の素晴らしさでJUJUや菊地成孔等の最先端のアーティストから中島みゆき等の音楽を支えてきたヴァイオリニスト牛山玲名。自身の活動S.T.Uで新しいサウンド世界を構築しながら、多くのセッションに参加しその世界を拡げている。
鍵盤打楽器プレイヤーの三浦咲。ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、マリンバ、パーカッションからなるアコーステックな響きは、久米大作のオリジナル曲を下敷きに様々な情景を音楽で切り取り、世界中を旅するようなサウンドを作り出して入る。

Daisaku Kume_: piano　
Udai Shika_: cello
Leina Ushiyama_: violin
Saki Miura_: marimba
Tamao Fujii_: percussions
Kahimi Karie_: vocal_(M1, M2)

All songs written by Daisaku Kume
Arranged and produced by Daisaku Kume

A&R&Directed by Jamie Nakamura(THEGLEE RECORD)
Recorded at TheGLEE
Recording engineer:Hideyuki Hanaki(THEGLEE RECORD)
Recording Date:2018.8.8
Mixing and Mastering by Jim Scheffler
Post production coordinated in LA by Yoshio J. Maki

Photo by Kahimi Karie

Design by Takayuki AoyaMa
Management by Fumiko Masaki for 3-D Corporation Ltd.