シンプルなのにゴージャス!ピアノ&ベースのデュオによるスタンドード・カヴァー集
コーヒータイムに最適な選曲&ジャジー・アレンジでお届けする「ゆったり聴きたいカフェBGM」。"上質のカフェにいるようなリラックスし落ち着いた空間を演出するためのBGM"というコンセプトのもと制作された企画盤だが、そこから派生したのが今作の「First Class Lounge」シリーズ。リラクゼーション目的というよりも、音楽そのものを楽しむことを目的にセレクトされたジャジーなナンバーが揃っている。
様々な編成での本格派ジャズ・サウンドをお届けする同シリーズであるが、今作はピアノとウッド・ベースのデュオというアンサンブルではシンプルな形でのサウンド。参加プレイヤーは、このFirst Class Loungeシリーズや「Aurora Piano Sessions~しっとり響く大人の贅沢ピアノ」で彩り豊かな素敵なプレイを披露してくれているShusuke Inari氏(P)とShigeki Umezawa氏(B)。今回は同部屋での同時録音による、よりライヴに近い形での録音になっており、低音をベースに任せ、中高音を圧倒的存在感で縦横無尽に駆け回り、時にスリリングに時に歌心豊かにしっとりと聴かせるピアノと、滑らかなフレージングとアタッキーなタッチからロング・サスティンまでを巧みに操るダイナミクス豊かなプレイを以って、決して前に突っ走らず濃厚にグルーヴするベース、そんな両者の迫力ある一体感に満ちたアンサンブルが臨場感豊かに録音されたアルバムになっている。オススメは、スウィング感が鮮やかな1曲目「It Don't Mean A Thing」、グルーヴィーなベースが聴きどころの2曲目「Agua De Beber」、ブルージーな5曲目「Georgia On My Mind」、スリリングな6曲目「Caravan」。
現場経験豊かな両者の緩急織り交ぜた豊かで確かなプレイが、まるでライヴを見ているようなリアルでグルーヴィーな音像で楽しめる充実の全10曲。何度でも聴きたくなるオススメの本格派ジャズ・デュオ作品!
【First Class Lounge ~特別な夜にじっくり味わうPiano&Bass~/Cafe lounge Jazz/ハイレゾ】
1 Cafe lounge Jazz[アーティスト], Duke Ellington[作曲]
2 Cafe lounge Jazz[アーティスト], Antonio Carlos Jobim[作曲]
3 Cafe lounge Jazz[アーティスト], Jimmy Van Heusen[作曲]
4 Cafe lounge Jazz[アーティスト], George Gershwin[作曲]
5 Cafe lounge Jazz[アーティスト], Hoagy Carmichael[作曲]
6 Cafe lounge Jazz[アーティスト], Juan Tizol and Duke Ellington[作曲]
7 Cafe lounge Jazz[アーティスト], Djalma Ferreira[作曲], Luiz Antonio[作曲]
8 Cafe lounge Jazz[アーティスト], BOBBY HEBB[作曲]
9 Cafe lounge Jazz[アーティスト], Eugene McDaniels[作曲]
10 Cafe lounge Jazz[アーティスト], Victor Young[作曲]