インドネシア・アチェの歌姫ティティ・タルサニアと東北在住の現代アーティスト門脇篤による第5弾。ふたりはスマトラ沖地震の被災地アチェと東日本大震災の被災地・東北とをアートで結ぶプロジェクト「アチェ=ジャパン・コミュニティアート・プロジェクト」を通じて知り合い、日本とインドネシアを行き来しながら楽曲の制作を行なっている。今作は、新型コロナウィルスの影響でそれぞれが国内の限られた環境内でしか活動ができなくなる中、インターネット上でのやり取りのみで制作した。歌詞はティティがはじめ英語でつくり、それを門脇が日本語に翻案した。もともとは共通の仲間の母が癌を発症し、これを元気づけようと作り始めたものだったが、新型コロナが世界に蔓延していく中で、ティティが生み出したメッセージ「きっとだいじょうぶ」は、世界に向けたメッセージも聞こえてくる。
【きっとだいじょうぶ/ティティ・タルサニア/ハイレゾ】