伝統的スウィング・サウンドを未来に繋いでいく若手サックス・プレイヤー
イタロ・ジャズ界期待の若手サックス奏者、ヴィットリオ・ククーロのワン・ホーン・カルテット作品がイタリアAlfa Musicよりリリース!
ヴィットリオ・ククーロは‘93年ローマ生まれ。年少期より音楽に興味を持ち、中学生から本格的にサックスを始める。数々の賞を受賞する等徐々にその腕前を認められいくつかのビッグバンドに参加する他、積極的にジャム・セッションを行う等、早くから現場で腕を磨いてきたプレイヤー。今作が初のリーダー作となっている。カルテットのメンバーもククーロとほぼ同年代の若手であるが、ドラマーのゲジェ・ムナーリのみ現在84歳!今も自身のカルテットを率いているバリバリの現役ミュージシャンである彼がこのカルテットでも若々しく生き生きとリズムを刻んでいる。
T・モンク、H・モブレー、C・ポーター等の楽曲を取り上げている事でもわかるように、伝統的なジャズ・サウンドを継承したスタイルで作られているアルバム。ククーロは荒々しくアグレッシブに攻めながらもダイナミクス豊かに端正なトーンで音を繋いでいき、バンド・メンバーの演奏も高い技術と熱いエネルギーを持った確実なプレイングでもって、気持ちの良いスウィング感とメロディアスで聴きやすい音世界をアルバム全編に響かせている。ムナーリの年齢をとても感じさせない若々しくカラフルに楽曲を彩りながらもパワフルにグループをスウィングさせるそのドラム・サウンドも必聴!
クールなテーマの1&2曲目、高速スウィングがイカす6曲目、ベースのミアヌッリのナンバーの心躍る8曲目、同郷の偉人であるE・ピエラヌンティのカヴァーの10曲目が特にオススメ!思わずリズムを刻みたくなるナイス・スウィングがたっぷりと詰まった、世代を越えたオススメ盤!
Vittorio Cuculo (Alto Sax)
Danilo Blaiotta (Piano)
Enrico Mianulli (Double Bass)
Gegè Munari (Drums)
Enrico Cuculo (Violin On Track 11)
【BETWEEN/VITTORIO CUCULO/ハイレゾ】
1 VITTORIO CUCULO[アーティスト], Roberto Spadoni[作曲]
2 VITTORIO CUCULO[アーティスト], Thelonious Monk[作曲]
3 VITTORIO CUCULO[アーティスト], Hank Mobley[作曲]
4 VITTORIO CUCULO[アーティスト], Enrico Mianulli[作曲]
5 VITTORIO CUCULO[アーティスト], Duke Ellington[作曲]
6 VITTORIO CUCULO[アーティスト], Ray Noble[作曲]
7 VITTORIO CUCULO[アーティスト], Danilo Blaiotta[作曲]
8 VITTORIO CUCULO[アーティスト], Enrico Mianulli[作曲]
9 VITTORIO CUCULO[アーティスト], Cole Porter[作曲]
10 VITTORIO CUCULO[アーティスト], Enrico Pieranunzi[作曲]
11 VITTORIO CUCULO[アーティスト], Luigi Tenco[作曲]