ジャズ愛に満ちた正統派ヨーロピアン・ハード・バップ
クールなイタリアン・ハード・バップを聴かせてくれるジアンフランコ・メンツェーラ率いるカルテットの作品がイタリアAlfa Musicよりリリース!
ジアンフランコ・メンツェーラは‘78年、南イタリアのマテーラ生まれ。地元の音楽院でサックスを学び、国際的コンクールで9つも優秀賞を勝ち取る等その腕前を見込まれているミュージシャン。’10年に発表したファブリツィオ・ボッソとの2ホーンで吹き込まれたデビュー作が国内外で高い評価を受けており、今作が3作目のリーダー作となる。参加メンバーは、バリー・ハリス、リー・コニッツ、エンリコ・ラヴァ、ダビデ・サントルソラら国内外の大物と共演し、オルガンもこなすというブルーノ・モントローネ(P)、ロザリオ・ジュリアーニ、ロベルト・ガット、エンリコ・ピエラヌンツィらと演奏を共にしてきたルカ・ファットリーニ(B)、スティーブ・グロスマン、スティーブ・スワローらと共演し現在ヨーロッパで最も需要が高いドラマーの一人であるアダム・パチェ(Dr)、そしてゲストとしてライオネル・ハンプトン楽団やジャック・マクダフのグループの一員として名を上げ、ビレッジ・バンガード・オーケストラや秋吉敏子のメンバーとして来日経験もあるジョー・マグナネリ(Tp)。
落ち着いたグルーヴながらも気持ちの入ったジャズ愛溢れる演奏を聴かせてくれるカルテット+1。ヨーロピアンらしい疾走感あるハード・バップは非常にクールでカッコ良く心地よい。メンツェーラのグイグイ引っ張られてしまうようなアグレッシブでスリリングなフレージングと、艶やかでセクシーなマグナネリの音色は特に必聴!
スピード感がたまらない1曲目、ブルージーな2曲目、クールなグルーヴがGoodな3曲目の、2ホーンの曲あたりからぜひ聴いてみてほしい。イタリアン・ハード・バップの心地よい疾走感がたっぷり味わえる好作品!
Gianfranco Menzella (Sax)
Bruno Montrone (Piano)
Luca Fattorini (Double Bass)
Adam Pache (Drum)
SPECIAL GUEST Joe Magnarelli (Trumpet)
【DOUBLE FACE/GIANFRANCO MENZELLA/ハイレゾ】