百戦錬磨のドラマーによる浮遊感と無国籍感漂う個性派ジャズ・サウンド
イタリアのベテラン・ドラマー、エットーレ・フィオラヴァンティの変則カルテットによるリーダー作がイタリアAlfa Musicよりリリース!
エットーレ・フィオラヴァンティは’58年ローマ生まれ。パオロ・フレス、エンリコ・ラヴァらと若き日に活動を共にし、マル・ウォルドロン、デイヴ・リーブマンらとの共演やビットリオ・メッツァ・トリオでの活動等輝かしいキャリアを誇るベテラン・ドラマー。今作が10枚目のリーダー作となる。アルバムの参加メンバーは、ジャズのみならずクラシックやワールド・ミュージックのジャンルでも活躍しているマルコ・コロンナ(Cl)、イタリアのジャズ専門誌で’14年から3年連続で最優秀ヴィブラフォニストに選ばれ、ウディ・アレン監督映画のサントラにも参加しているパスクアーレ・ミッラ(Vib)、Alfaからも作品をリリースしているフランシスコ・ネグラ・トリオのメンバーでもあるイゴール・レガリ(B)。
クラリネット、ヴィブラフォン、ベース、ドラムという変わった編成での作品。肌触りはジャズであるが、コード楽器がヴィブラフォンのみのため浮遊感漂うサウンドが新鮮であり、直線的なクラリネットの音色からもどこか無国籍感やクラシック感も感じる摩訶不思議なサウンドになっていて面白い。リズムキープに留まらず、多彩な表情付けで楽曲を豊かに彩るフィオラヴァンティのカラフルなプレイに特に注目!
妖しいテーマが良い1曲目「CLAUSI PRANDIUM」、疾走感と浮遊感が共存している4曲目「SAGITTA」、ベートーヴェンを取り上げた6曲目「ALLEGRETTO」、叙情的な10曲目「HIRUNDINES」あたりが特にオススメ。ベテラン・ドラマーによるユニークな肌触りの注目盤!
Ettore Fioravanti (Drums, Percussions)
Marco Colonna (Clarinet, Bass Clarinet)
Pasquale Mirra (Vibraphone, Percussions)
Igor Legari (Double Bass)
【OPUS MAGNUM/ETTORE FIORAVANTI/ハイレゾ】
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