イタリアの巨匠ピアニストの若き日の熱き名盤が復刻!
イタリアを代表する名ピアニスト、エンリコ・ピエラヌンツィの’78年の作品がボーナス・トラックを含めてイタリアAlfa Musicよりリイシュー!
エンリコ・ピエラヌンツィは’49年生まれ。ギタリストであった父親の教育からピアノを始める。’73年頃よりプロ活動を始め現在まで60枚以上のリーダー作を発表する等、現在まで世界的に認められているピアニストである。本作は’78年にローマのレーベルEdi-panから発表されたもので、’19年に初CD化された貴重な作品。ピエラヌンツィと同じくイタリアを代表するジャズメンであるロベルト・ガット(Dr)の初録音作品でもある。他の参加メンバーはビッグ・バンドのアレンジャーとしても著名なブルーノ・トマソ(B)、チェット・ベイカー、ジョルジオ・ガスリーニ、エンリコ・ラヴァ、デイブ・リーブマンら大物と共演してきたマウリジオ・ジャンマルコ(Sax)、国内外を問わず多くの大物とも共演しエンニオ・モリコーネら多くの映画音楽にも関わってきた日本でも人気の高いロザリオ・ジュリアーニ(Sax、ボーナス・トラックのみ)。
1曲目の”Night Bird”は翌年にチェット・ベイカーとも録音する事になる自他ともに認めるピエラヌンツィの名曲で今作が初出で、名ドラマー、R・ガットの初録音作という事と並んでその事だけでも大変貴重な作品。録音当時はメンバー全員20代という事もあり、とてもエネルギーに溢れた熱い演奏が繰り広げられている。中でもやはりピエラヌンツィの今も昔も変わらない端正なタッチから繰り広げられる美しい音色に耳を惹かれる。初録音と思えないアグレッシブなプレイのR・ガットにも注目!
イタリアを代表するジャズメン達の熱い魂がたっぷりと詰まった名盤!名曲の1&8曲目「Night Bird」、トリオで繰り広げられる2曲目「Con Alma」、スピード感溢れる3曲目「A Silence Assence」あたりからぜひ聴いてみて欲しい。
Enrico Pieranunzi (Piano)
Bruno Tommaso (Bass)
Roberto Gatto (Drums)
Featuring
Maurizio Giammarco (Tenor & Soprano Sax)
【FROM ALWAYS TO NOW/ENRICO PIERANUNZI/ハイレゾ】