期待のサキソフォニストと若手精鋭ジャズメンによるハード・バップ
勢い溢れるサウンドを聴かせてくれる若手サックス奏者、リッカルド・フェデリチの初のリーダーアルバムがイタリアALFA MUSICより登場!
リッカルド・フェデリチは’90年生まれ。’13年に若手ジャズメンにとって最も重要なコンテストの一つである”Massimo Urbani”で優勝する等多くのフェスティバル/コンテストで優秀賞、ファイナリストに選ばれた実力を認められつつある若手サキソフォニスト。2枚の参加作品を経て今作が初のリーダー・アルバムになる。アルバムの参加メンバーは、イタリア期待の若手が集ったピアノ・トリオである「No Trio For Cats」のメンバーのアンドレア・サッフィリオ(P)、マッテオ・ブルトリーニ(Dr)、スペインの有望トランペッター、ブルーノ・カルヴォのカルテットに参加していたギウセッペ・ロマグノリ(B)、そしてスペシャル・ゲストとしてエディ・ゴメスに見出され巨匠ロベルト・ガットのカルテットに参加していたアレッサンドロ・プレスティ(Tp)が参加している。
イタロ・ジャズの若手精鋭達が集まったカルテットだけあって勢いとパワーに溢れたサウンドが印象的なハード・バップ・サウンド。リッカルドは滑らかなパッセージと華やかなトーンを中心に緩急効いたフレージングでコンボを引っ張る。ピアノのアンドレアも大活躍で、繊細な音使いと派手なフレージングを使い分けアルバムをカラフルに盛り上げている。3曲取り上げられたカヴァーのアレンジ・センスもクール。現代風のハード・バップがたっぷりと堪能できる作品になっている。オススメは、W・ショーターのカヴァーの4曲目「Down In The Depth」、ピアノ・リフが良い6曲目「Great fire of Rome 」、落ち着いたメロとサウンドの7曲目「Dormiveglia」、艶やかなトーンでの哀愁メロがクールな8曲目「Narciso」。
ジャズへの愛情とパワーに溢れたイタリア期待のサキソフォニストと若手有望ジャズメン達が奏でるこの直球ジャズ・サウンド、4ビートもバラードも聴きごたえたっぷりのオススメカルテット作品!
Riccardo Federici (Alto Sax)
Andrea Saffirio (Piano)
Giuseppe Romagnoli (Double Bass)
Matteo Bultrini (Drums)
Specialguest
Alessandro Presti (Trumpet on M-2,4,5)
【ISTANTE/RICCARDO FEDERICI Quartet/ハイレゾ】