ファブリツィオ・ボッソ参加!様々な表情が楽しいアダルティな魅力の女性シンガー
キュートさと妖艶さを併せ持つ豊かな表現力が魅力の女性シンガー、イレアナ・モットラの2ndアルバムがイタリアALFA MUSICより登場!
イレアナ・モットラはイタリア、サレルノ生まれ。幼い頃から音楽キャリアをスタートした彼女は音楽院にて’09年にジャズの学士号、’11年にジャズ・シングスの修士号を取得する等ジャズに心奪われた勉強家のミュージシャン。ビッグ・バンドのシンガーとしてヨーロッパや北アフリカをツアーする等キャリアを積んだ後、’14年に全曲を自作したソロ・デビュー・アルバムをリリース。アミット・チャタジー、ファブリツィオ・ボッソ、ピッポ・マティーノ等イタロ・ジャズ・シーンで欠かせないミュージシャンと共演する等勢力的に活動している。アルバムの主な参加メンバーは、ピエトロ・ヴィタールのALFA作品にも参加しているジュリアン・オリヴィエ・マッツァリエロ(P)、同じくALFAからリリースしているファビオ・ディ・ビアージョのアルバムに参加しているアントニオ・デ・ルイス(B)、そしてスペシャル・ゲストとしてイタリアを代表するトランペッターであるファブリッツィオ・ボッソが6曲に参加している。
ほぼノン・リヴァーブの非常にドライな音像が印象的な大人のヴォーカル・アルバム。艶やかな大人の色気を持ちながら可愛らしいスウィートなトーンやブルージーな色合いも見せる幅広い表情の彼女の歌声が非常に魅力的。全曲オリジナル曲であった1stと打って変わって今作はスタンダードからラテンを代表するルイス・ミゲル、ブルースの巨匠ウィリー・ディクソンの曲まで幅広いジャンルの楽曲を取り上げるカヴァー曲集になっているが、全曲繊細でクールなピアノ・トリオ(+1)・アレンジに生まれ変わっており、統一感あるアルバムの音世界もとても耳に優しく良い感じに鳴らされている。ゲストのファブリッツィオの感情抑えた色気あるロングトーン、ピアノのジュリアンの柔らかいフレージングのインタープレイにも注目!オススメは、キュートなヴォーカルと楽しげなサウンドが聴かせる2曲目「STOMPIN AT THE SAVOY」、ムーディーに聴かせる3曲目「IN A SENTIMENTAL MOOD」、シンプルに聴かせる5曲目「SABOR A MI」、まるでスキャットのようなTpがグッドな8曲目「ALL MY TOMORROWS」。
表現力豊かなボーカル・トーン、クールなアンサンブルのジャズ・サウンドが全編通して楽しめる大人の妖艶さ溢れるこの作品、ジャズ・ファン、ピアノ・ジャズ・ファン、ファブリッツィオ・ファンは絶対に外せないオススメのアルバム!
Ileana Mottola (Vocals)
Julian Oliver Mazzariello (Piano)
Antonio De Luise (Doublebass)
Amedeo Ariano (Drums)
Special Guest: Fabrizio Bosso (Trumpet) (except on M5&7)
【ALL MY TOMORROWS/ILEANA MOTTOLA/ハイレゾ】
1 ILEANA MOTTOLA[アーティスト], Sacha Distel[作詞], Jack Reardon[作曲]
2 ILEANA MOTTOLA[アーティスト], Edgar Sampson[作詞], Benny Goodman[作曲]
3 ILEANA MOTTOLA[アーティスト], Manny Kurtz[作詞], Duke Ellington[作曲]
4 ILEANA MOTTOLA[アーティスト], Percy Mayfield[作詞], Percy Mayfield[作曲]
5 ILEANA MOTTOLA[アーティスト], Alvaro Carillo Alarcòn[作詞], Alvaro Carillo Alarcòn[作曲]
6 ILEANA MOTTOLA[アーティスト], Willie Dixon[作詞], Willie Dixon[作曲]
7 ILEANA MOTTOLA[アーティスト], Paul Francis Webster[作詞], Bronislaw Kaper[作曲]
8 ILEANA MOTTOLA[アーティスト], Sammy Cahn[作詞], Jimmy Van Hausen[作曲]