メロウな世界観と鋭いリズムに彩られたスムーズ・ジャズ/フュージョン・アルバム
スムーズ・ジャズ/フュージョン直系のメロディアスでグルーヴィーなサウンドを奏でるベーシスト/コンポーザーのエドアルド・ノルディオの初のリーダー作がイタリアALFA MUSICより登場!
エドアルド・ノルディオはベーシストの他、ソングライティングやアレンジメントもこなしマルチに才能を発揮しているミュージシャン。今作も3曲のカヴァーを除く全ての曲の作曲とプロデュースを行なっている。本作品のスペシャル・ゲストとして、イタリアの誇るテクニカル系ジャズ・ギタリストのウンベルト・フィオレンティーノ、スムーズ・ジャズ界の名キーボディストであるジェフ・ローバー参加のアルバムをALFAからリリースしているジャンニ・ヴァンシーニが参加し、アルバムに花を添えている。
グローヴァー・ワシントンJrやジェフ・ローバーのカヴァーを収録していることからもわかるように、スムーズ・ジャズ&フュージョン・サウンドを軸にしたアルバム。メロウな世界観と鋭くグルーヴィーなリズムに彩られたサウンド・スケープが実に気持ち良い。エドアルドはベーシストとしてはどっしりとしたフレージングで曲を支える役割に徹しているが、時にクールに時に爽やかに曲を彩るテーマ・メロディーがとても秀逸で、ソングライター/プロデューサーとしての才能を生かした華やかな音世界が広がっている。メンバーもテクニシャン揃いで、それぞれのソロ・プレイも非常に魅力的。聴き飽きない豊かなフレージングが満載なアルバムになっている。オススメは、ワクワクするようなイントロの1曲目「DOCTOR Q」、気持ち良いグルーヴと緊張感あるテーマの3曲目「FUSION STEPS」、原曲以上にファンキーで良い4曲目「LET IT FLOW」、朝にぴったりな7曲目「MORNING DANCE」。
スムーズ・ジャズ好きにはたまらないゴージャス・サウンドが満載。歌心たっぷりのテーマとスリリングなソロ・プレイとの対比も美しい、スムーズ・ジャズ/フュージョン作品のオススメ・アルバム!
Giovanni Luisi (Piano & Keyboards)
Alberto Lombardi (Guitars on M-3,4,5,6,7,8)
Edoardo Nordio (Bass)
Cristiano Micalizzi (Drums)
Daniele Leucci (Percussion)
SPECIAL GUESTS
Umberto Fiorentino (Guitar on M-1,2,9)
Gianni Vancini (Sax on M-1,2,3,4,6,7,9)
【FUSION STEPS/EDOARDO NORDIO/ハイレゾ】