ビッグ・ゲストをフューチャーしたコンテンポラリー/フュージョン・サウンド
アメリカのジャズ/フュージョン界の敏腕達をスペシャル・ゲストに迎えて作られたイタリアのサックス奏者、エンゾ・アナスタシオのリーダー・アルバムがイタリアALFA MUSICより登場!
エンゾ・アナスタシオは’85年生まれ。父親もミュージシャンであったこともあり、12歳からサックスを始めた彼は若い頃よりイタリアを中心に多くのステージやコンテストで活躍してきた他、TVやラジオ番組等でも多く演奏を披露している人気の若手プレイヤー。リーダー作としては今作が2枚目となる。スペシャル・ゲストとしてボズ・スキャッグスやマンハッタン・トランスファー、ジョージ・ベンソンらのサポートを手掛けてきたデヴィッド・ガーフィールド(P&Key)、リンゴ・スター、スティーヴ・ルカサー、ラリー・カルトンらのアルバムやライヴに参加してきたグレッグ・ビソネット(Dr)、クルセイダーズやチック・コリアのツアー・メンバーであったジミー・アール(B)といった豪華なミュージシャンが参加している。他の参加メンバーであるフェデリコ・ルオンゴ(G)は日本のカンツォーネ歌手の第一人者である松本淳子のツアーに参加している。
ロサンジェルスにてジャズ/フュージョン界の著名ミュージシャンを迎えて録音されたアルバム。豊富な経験に裏打ちされた安定感あるどっしりとした豪華メンツによるグルーヴの上をエンゾの綺麗な出音のサックスが気持ち良さそうに踊っている。またギタリストとして参加しているフェデリコも大活躍で、歪ませた太い音色と軽やかなフレージングでサックスとともにアルバムの重要な位置を占めている。サウンド的にはコンテンポラリー/フュージョン色が強いゴージャスでアダルティなサウンドが中心であるが、プログラミングを使用したR&Bナンバーも収録しており、何度も聴きたくなるような心地よい中毒性あるグルーヴがたっぷり収められた作品になっている。オススメは、16ビートとテーマ・フレーズが気持ち良い2曲目「Cicci and Bongy」、変拍子とリズム・チェンジが聴き所の4曲目「Waiting for an answer」、ピアノ・リフがクールな7曲目「Polarity」、美しいサウンド・スケープの9曲目「Stare bene a metà」。
豪華メンバーによるゴージャスなサウンドとビートにどっぷり浸かりながらメロディアスなサックスとギターに酔いしれられる、コンテンポラリー/フュージョン・サウンドのオススメ作!
David Garfield (Piano & Keyboards)
Gregg Bissonette (Drums)
Jimmy Earl (Bass)
Featuring:
Enzo Anastasio (Sax & Flute)
Federico Luongo (Guitar)
Mario Nappi (Piano & Keyboards)
Paolo Sessa (Piano, Keyboards & Synth bass)
Gianfranco Campagnoli (Trumpet)
Alessandro Tedesco (Trombone)
Cheryl Porter, Kalind Haynes, Kaita Kerr (Vo & Chorus)
【THROUGH THE SKY/Vincenzo Anastasio/ハイレゾ】