全ピアノトリオファンの心を鷲掴みにした前作に続く躍動感溢れる2nd
世界中で”奇跡の1枚”と絶賛され世界的大ヒットを記録した「Trinacria」から7年ぶりの、イタリアのピアニスト、アンドレア・ベネベンターノの2ndアルバム。前作に続き今作もトリオによる録音である。ベースにはロベルト・タレンツィのアルバムで知られるフランチェスコ・プグリシ、ドラムにはマックス・イオナータやルーカ・マンヌッツァの作品にも名を連ねる売れっ子ニコラ・アンジェルッチ。
スリリングな空気感を持ちながら粒立ちがいい音使いでメロディアスに空間を泳ぎ回るピアノプレイは生き生きとして生命力に満ち躍動感に溢れたもの。サイドの2人も小粋なソロを見せつつ見事なアンサンブルでサポートし、これぞピアノトリオ!といった息の合った演奏を全編において見せている。世界的高評価の前作に負けず劣らずの歌心溢れる作品。
【演奏】
Andrea Beneventano (Piano)
Francesco Puglisi (Bass)
Nicola Angelucci (Drums)
【録音/ミックス/マスタリングスタジオ】
AlfaMusic Studio(イタリア/ローマ)
【サウンドエンジニア】
Alessandro Guardia
■特別インタヴュー「ALFA MUSIC ~イタリアの「粋」を体現するジャズ・レーベル~」