韓国在住のアーティストBea Sungyong(ペ・ソンヨン)の個展のために音楽家、原 摩利彦が書き下ろした3つの楽曲を合わせたアンビエント作品。展示されていたBeaの作品に呼応し主張をする音や、緊張感と浮遊感を往来しながら奥行きをもって空間を一体化させていく構成が見事な一作となっている。会場となったギャラリーの所在地である、アート&カルチャーで地域に新たな潮流をもたらす宿泊施設アンテルームソウルの全館のサウンドスケープも原が担当。
【3 States For TRANSDUCER/原 摩利彦/ハイレゾ】