ンドゥドゥゾ・マカティーニ◆南アフリカ出身ピアニストによるブルーノートからの3作目

南アフリカ出身ピアニスト、ンドゥドゥゾ・マカティーニがブルーノートから3作目をリリース!

前作『In The Spirit Of Ntu』から約2年振りのリリースとなる本作には、「Libations」「Water Spirits」「Inner Attainment」という3パートに分けられた全11曲を収録。既存の音楽制作の概念を超えて、これまでで最も深遠な創造的神秘主義のビジョンを提示したような内容となっている。

マカティーニは本作について、これまでの作品とは異なり「作曲や何らかの概念的パラダイムを通じて意図を表現することが多かった。超自然的な声と交信する方法として音を使用している」と語っている。そのサウンドは、ジョン・コルトレーンやファラオ・サンダース、シャバカ・ハッチングスなどを愛しているリスナーの心を揺さぶるようなものになっているとのことだ。

レコーディングは、大規模なツアーを共に行ってきた南アフリカ系のベーシスト、ズワラキ=ドゥマ・ベル・ル・ペルと、キューバ生まれのドラマーであるフランシスコ・メラとのトリオ編成で敢行。
アルバム名は、南アフリカのズールー土着信仰の女神の名前にちなんでおり、アフリカ民族であるヨルバ人の宇宙論で重視されていた「3」という数字に倣って楽曲を3パートに振り分けている。さらに広い視点で見れば、「3」という数字は「無限性・不死性・継続性」といった概念や、「祖先・現存する者・未来に生まれる者」といった概念にも関係しており、アフリカにおける精神的なインスピレーションを音に落とし込んでいる。

「この作品は、自由を求める生き方を培う方法に人々を招こうとするものです。ウノンクブルワニの歌を歌うことで、新しいヒューマニズムの形に皆さんを招待したいと思っています」

パーソネル:ンドゥドゥゾ・マカティーニ (p, vo)、ズワラキ=ドゥマ・ベル・ル・ペル (b, cho)、フランシスコ・メラ (ds, cho)

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