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【新連載】 ヴァイオリニスト寺下真理子の音楽なしでは語れない

2017/05/03
2月にリリースされたアルバム『ロマンス』が、ここe-onkyo musicをはじめ各方面で大きな話題となっているヴァイオリニスト、寺下真理子による連載企画がスタート!彼女自身の作品をはじめ、さまざまなクラシックの作品をご紹介してまいります。
私のこれまでの歩み。

今日からコラムを掲載していただけることになりました!
まず1回目は、自己紹介もかねて、これまでの歩みについてお話したいと思います。

4歳の誕生日に、祖父母がヴァイオリンをプレゼントしてくれたそう。
もちろん覚えていません!笑 
その後、母が、せっかくだからきちんと先生に習わせよう!と決めてしまい、厳しい先生と出会う。
この時に、もしかすると、私の人生が決まっていたのかもしれません・・・。
両親が音楽家でない全くの素人ですし、私が音楽家になるためには、先生が厳しく、熱心であることは、不可欠だったように思います。

それから、厳しい練習付けの日々が始まります。
5歳か6歳頃の記憶ですが、母親が、練習終わったらアイスクリームあげるから練習頑張りなさい!と、言っていたのを覚えています。
未だに、練習後に冷凍庫をあけて、アイスクリームを選ぶのが本当に嬉しかった事を覚えています。

少し大きくなってからは、週末は先生のお宅で、朝から晩まで、10時間ほど練習したり、、、。
当時、今のようなハイテクな時代ではありませんでしたから、小さい頃は、大きなカセットレコーダーを持参して、レッスンを録音していました。

先生は、とにかく自分の演奏を録音して最低3回は聴きなさい。そして、聴く時は感情移入せず、客観的に自分の音を聴くようにしなさい!とまだ小学生の私に怒り気味に説明していたのを覚えています。
その時は、なんだか良くわかっていなかった様に思いますが、その練習方法は今も私の中で根付いています。

コンクールやオーディションを受ける準備のため、学校を休む事も多かったですし、友達と遊んだ記憶など、ほんんどありません。
みんな遊んでいるのに、なぜ私だけ遊べず、ずっと練習していなければならないのか、とても悲しかった時もありました。

そして、中学の時に、ハードな練習等から来るストレスで、右耳に突発性難聴を発症し、あと数日遅ければ、聴こえなくなってたよ!とお医者様に言われたり・・・。
今も、右耳は耳鳴りが続いていたり、不調はありますが、もう慣れました。
本当に、ここまで来るために、様々な紆余曲折がありました。

大変な事も多かったですが、小さい頃、音楽家になる夢を与えてくれた人がいます。
その人は、五嶋みどりさんです。私のスーパースターです。今も変わらず、大ファンです。小学5年生の時に、大阪のいずみホールで行われた、五嶋みどりレクチャーコンサートにて、みどりさんから直接レッスンを受けるチャンスを得ました。
憧れのスーパースターを前に、私はあまりの緊張でカチコチになっていました。笑
そして、私以外の全国から集まってきた優秀な仲間の演奏を聴き、大変刺激を受けました。。
その日の夜は、興奮で一睡もできず、色んな感情を抱いたのを今もはっきりと覚えています。私は絶対にヴァイオリニストになる!と心に誓った日でもありました。どんなに辛い練習にも負けない・・・
そんな決心もしていたように思います。

この続きは、次回〜♪
お楽しみに!

次回は自己紹介続編、5/10更新予定です。






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