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【新規レーベル追加】スイス発クラシック・レーベル「Claves Records」

2017/04/22
この度、e-onkyo musicにて新たなレーベルのカタログが追加される。ラテン語で「鍵(key)」を意味する“Clavis”を由来に持つ、スイス発のクラシックレーベル「Claves Records」。ここでは、現在のClaves RecordsのCEOを務めるPatrick Peikert氏にメールインタヴューを敢行。「Claves Records」についてのお話を伺ってみた。




--レーベル立ち上げのきっかけについて教えて下さい。

Claves Recordsは、マルグリット・デュッチュラーが1968年に立ち上げたクラシックレーベルで、今年で設立50年を迎えます。

かつてデュッチュラーはハープシーコード奏者ヨルグ・エワルド・ダラーの弟子でした。とあるレッスンの際、デュッチュラーは師匠ダラーに録音物がない理由を尋ねましたが、ダラーはレコードを作る事に関心がないと答えました。

そこでデュッチュラーは師匠の録音物を制作するためにレーベルを作ると同時に、ダラーと長期間にわたるレコーディング契約を締結しました。それがレーベルの始まりです。

--Claves Recordsの名前の由来について教えて下さい。

ラテン語で「鍵(key)」を意味する“Clavis”が由来です。音楽の主音を意味する“key”の意味も含んでいます。

--レーベルの運営方針やこだわりを教えて下さい。

1、 スイス音楽シーンの提案
2、 世界のレア音源の提案
3、 若手アーティストの発掘

--レーベルとして一番大切にしているものは何ですか?

とにかくアーティストが”演奏する機会”を得られるようにサポートをすることです。

--録音や機材についてこだわりがあれば教えて下さい。

設備、機材に関しては特にありませんが、とにかく”信頼できるエンジニア”と仕事をすることです。

--Claves Recordsにとって“良い音”とは?

音域をカットする事が非常に少ない、自然なサウンドの事だと思います。




--日本の音楽市場の印象について教えて下さい。

レーベル立ち上げ当初から日本は国別売上のトップ5以内に入っています。日本人は誰もがしっかりとした教育を受けており、ヨーロッパ音楽についても知識があって、高く評価してもらっているという印象があります。ですから日本には大変敬意を持っています。

--Claves Recordsのデジタル音楽市場参入の歴史を教えて下さい。

2006年に私達はデジタル市場に参入しました。2007年にハイレゾ音源の販売を開始し、2010年からは全てのカタログがハイレゾ音源で販売されています。

--ハイレゾでのリリースに関してどういった考えをお持ちですか?

最高の品質でアーティストと音楽をプロモートできる最善の方法だと思っています。

--時代の移り変わりの中、現在のクラシック音楽が持つ意味、役割についてどうお考えですか?

時代は常に変化していきますが、クラシック音楽は最も深く心を揺さぶる感動を与えることが出来る音楽の1つで、私達はその事をいつも忘れないようにしたいと思っています。

--今後のクラシック音楽シーンに期待することは?また若いクラシック音楽家達に期待することは?

音楽家はさらなる新たなスタイルの音楽をつくり出す力を持っていると思いますし、さらに広く、さらにファンタジックな音楽を提供していくべきだと思っています。

--レーベルの今後の予定は?

ローザンヌ歌劇場、ジュネーブ大劇場、ベルン交響楽団等のスイスの施設、団体とさらにコラボレーションしていく予定です。

--貴重なお話大変ありがとうございました。