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キングレコードが手がけた60年代ハイファイ録音の最突端「SUPER DYNAMIC SOUND」 ハイレゾで復刻!

2016/04/15
日本のジャズシーンの礎を築き、「ザ・スーパー・アナログ・ディスク」の生みの親として知られる伝説のプロデューサー、髙和元彦氏。その髙和元彦氏が60年代のキングレコードに於いて、ステレオ録音だけが持つ特徴を”最大限”に発揮すべく、録音効果を重視しスタートさせた“スーパー・ダイナミック・サウンド”シリーズがハイレゾ音源で復刻。
今回配信となるのは、ジャパニーズ・ジャズの重鎮にして、今なお高い人気を誇るビッグバンド、原信夫とシャープス&フラッツが60年代にキングレコードよりリリースされた7作品に加え、SDS録音シリーズから選りすぐりの演奏をコンパイルした『THIS IS #&♭』の計8タイトル。どの作品も、収録曲のラインナップはもちろん“スーパー・ダイナミック・サウンド”の魅力が存分に楽しめるド迫力のビッグバンドサウンドが体感できます。

往年のオーディオファンを驚愕させた“スーパー・ダイナミック・サウンド”を是非最新のハイレゾリマスターでお楽しみください。





◆〝SDS″シリーズとは

【その意義と目的】
SDSはSUPER DYNAMIC SOUNDの略号である。
“スーパー・ダイナミック・サウンド”とは常にハイ・ファイ録音の最尖端をゆくキングレコードが、新しく発表したシリーズである。

これは最近欧米のいくつかのレコード会社が制作しているいわゆる「超ステレオ録音」シリーズに匹敵するもので、レコードのいくつかの要素のうち、録音自体の占める位置はかなり重要なものとなる。

従来、ともすると既成の楽器編成とアレンジを、ただそのままの姿でステレオ録音するという、定石的な方法がとられているが、このSDSシリーズはそのような平凡な方法から脱却して、まったく別の観点から新たに企画し、出発したのである。

すなわち、ここではステレオ録音だけが持つ特徴を”最大限”に発揮すべく、あらゆる角度から研究と工夫がなされている。そして、生の音楽(コンサートなどの実演)の再現という従属的立場にあるレコード音楽を、録音効果を重視することによって初めて完成する新しい形の音楽―――「録音音楽」という、魅力ある別世界にまで発展させることを目標としている。

レコード音楽というものが、マイクロフォンをはじめとする録音システムや再生装置なくして鑑賞できないという運命をもつ以上、音楽の単なる媒介者としての録音から一歩進めて、それ独自の魅力をもたせようという意図は当然考えられてよいわけである。

“スーパー・ダイナミック・サウンド”シリーズは、このような意義と目的をもって誕生したのである。



【制作過程】
●選曲、編曲の段階から、担当プロデューサーとアレンジャー、ミキサーとの間で、どうすれば優れたステレオ効果をあげられるか―――という、慎重にして積極的な討議が重ねられる。
楽器編成、定位、その他演奏上、録音上のテクニックの大部分が、ここで決められる。
また、並行してプロデューサーとミキサー間で、技術的な打ち合わせも行われる。録音の内容にしたがって、スタジオまたはホールの音響特性上からの選定、マイクの本数や種類、セッティング等、問題を検討する。

●書き下ろされた楽譜によって、リハーサルが何日間かおこなわれるが、ここでも音楽上、技術上の修正が加えられていく。

●録音時は予め定められた位置に、数種類のマイクが10~20本セッティングされるが、これには各楽器の音を、できるだけ明確にキャッチするために、完全なマルチプル・マイク方式が採用される。
それぞれの位置に演奏者が分散し、音が出ると、モニター室では、ミキサーとプロデューサーがさらに細かくマイクや音量と距離のバランスをチェックして、最終的な修正を行う。当時の尖端技術である4トラックのレコーダーを採用。マイクから入ってくる楽器の音がダイレクトに“同時録音”された。

「当時発売LPライナーより(SDSプロデューサー・髙和元彦)」



◆“スーパー・ダイナミック・サウンド”を最新ハイレゾ・リマスターで聴く

『THIS IS #&♭』
原信夫とシャープス&フラッツ

『ミュージカル・スペクタクラー』
原信夫とシャープス&フラッツ



『ビッグ・バンド作戦』
原信夫とシャープス&フラッツ

『ビッグ・バンドの挑戦』
原信夫とシャープス&フラッツ



『ベニー・グッドマン作戦』
原信夫とシャープス&フラッツ

『グレン・ミラー大作戦』
原信夫とシャープス&フラッツ



『ビッグ・バンド・スコープ第1集』
原信夫とシャープス&フラッツ

『ビッグ・バンド・スコープ第2集』
原信夫とシャープス&フラッツ






◆あわせて聴きたい「髙和元彦ワークス」

『入魂の“アヴェ・マリア”』/鈴木 勲

『陽光』/富樫昌彦・鈴木 勲



『モンゴリアン・チャント』
/鈴木 勲とニュー・ファミリー

『サンバ・クラブ』
/鈴木 勲ウィズ山本 剛



『スリー・クッション』/鈴木 勲

『シンシアリー・ユアーズ』
/菅野邦彦・鈴木 勲



『ベース・クラブ』
/レッド・ミッチェル&鈴木 勲