PC SP

ゲストさん

NEWS

極上のホールライブをハイレゾ配信!山崎まさよし ハイレゾ・ライブ・レコーディング第2弾

2015/05/27
昨年、弦楽四重奏を従えての特別編成で行われたアコースティック・スペシャルライブのハイレゾ配信が、各方面で大きな話題となった山崎まさよし。その第2弾となる「String Quartet ”HARVEST” in 東京」が遂に配信開始。今回は、5月8日に東京・上野の東京文化会館にて行われたスペシャル・ライブ「Yamazaki Masayoshi String Quartet “HARVEST”」の模様を、プロの録音現場では絶対的な評価を得る「TASCAM」製品でハイレゾ録音。e-onkyo music独占で配信いたします。

『Yamazaki Masayoshi String Quartet "HARVEST"l in 東京』(192kHz/24bit)
/山崎まさよし




山崎まさよしのハイレゾ・ライブ・レコーディングの第2弾となる今作。ライブが行われた東京文化会館はクラシックやバレエ、オペラの公演を専門に行い“奇跡的”とも評される音響を誇るホールとして知られます。その由緒正しいホールで行われた今回のライブは、昨年同様に服部隆之によるストリングス・アレンジのもと、弦楽四重奏=室屋光一郎ストリングスの演奏をバックに山崎まさよしが弾き語りを行う形で、シンプルかつクラシカルなアレンジが、歌声やメロディを更に魅力的に引き立てる魅力的なライブとなりました。






この日のライブのオープニングを飾ったのは記念すべきデビュー曲“月明かりに照らされて”。“僕はここにいる”や“One more time, One more chance”、そして“メヌエット”など、代表曲やライブで人気の高い楽曲に加え、松田聖子の“Sweet Memories”やStingの“Englishman in New York”といったカヴァー曲も披露。加えて“Englishman in New York”、“ドミノ”などではブラジルの打楽器、パンデイロを、そして“Fat Mama”ではヴォイス・パーカッションを披露し大きな歓声が起こった。尚、それ以上に大きな歓声がアンコール2曲目の“セロリ”で起こるのですが、その正体は「手品」。曲中で花を用いた手品を披露し観客を大いに沸かせました。







◆山崎まさよしよりe-onkyo musicユーザーの皆様へ
「非常に贅沢なLIVEでした。素晴らしいカルテットの皆さんとの掛け合いを楽しんで欲しいです」





◆極上のホールライブの模様を余すところなくハイレゾ収録

今回は、昨年に続き、このスペシャルなライブの模様を余すところなく録音するべく、プロの録音現場で定評のあるレコーディング機器ブランド「TASCAM」全面協力のもと、ハイレゾ収録を行いました。ここでは今回のハイレゾ録音について、そのキーパーソンであるティアック 音響機器事業部 プロフェッショナルオーディオBU事業企画部 景井裕二氏に伺ってみた。


Q:まず、今回のレコーディングに際して考えたコンセプトや方向性についてお伺いさせてください。

景井:前回は、当時の新製品であったマスターレコーダーのDA-3000と、マイクプリとしてオーディオインターフェースUH-7000を各12台使用した、大規模なシステムでしたが、今回は、よりコンパクトで手軽に高音質のハイレゾ収録を実現できるシステムを目指しました。

今回の収録でメインのレコーダーとして使用されたTASCAM「HS-P82」


Q:今回はどういったセッティングでレコーディングが行われたのですか?

景井:レコーダーには、主に放送局や映画製作で使用されているHS-P82を6台使用し、192kHz/24bitで24トラックの録音を行いました。HS-P82は1台で96kHzまでなら8トラック、192kHzで4トラックのマルチ録音が可能です。6台のHS-P82の時間同期はタイムコードで、ワードクロック同期はクロックジェネレーターのCG-1800で行いました。当日はデジタルのPA卓が使用されていましたので、HS-P82への入力はミキサーの前のアナログ段で分岐して、HS-P82のマイクプリ、ADコンバーターにより192kHzのハイレゾデータとして収録します。

今回は6台の「HS-P82」を使用し計24チャンネルのマルチトラック・レコーディングを行った。


Q:前回はレコーダーに「DA-3000」を使用されていましたが、今回の「HS-P82」を使用するメリットなどをお教えください。

景井:一番のメリットは、前回よりシステムがコンパクトになったことです。HS-P82はもともとポータブル機として設計されていて、小型のボディながら高音質のマイクプリを搭載しているので、別にマイクプリを用意する必要もありません。当日はモニター用にデジタルミキサーDM-3200も使用しましたが、これはHS-P82からの出力をまとめるためで、モニターミックスには専用フェーダーユニットのRC-F82を使用して、HS-P82の内部ミキサーを直接コントロールしています。DM-3200の代わりにラインミキサーなどを用意すれば、さらにコンパクトなシステムにすることができます。

手前がエンジニア鈴氏のモニター用のコンソール。


Q:今回、よりコンパクトなセットで録音を手掛けてみての感想はいかがですか?

景井:HS-P82は今までドラマや映画の収録などで使われることが多く、音楽のマルチトラック録音で使用された例は少ないと思いますが、今回録音を行ってみて、HS-P82が、ライブ収録にも最適であることが確認できてよかったです。機材がコンパクトになったことで、搬入やセッティング、搬出作業までの作業もずいぶん軽減することが出来ました。ハイレゾのマルチトラック収録が手軽に行えるようになることで、質の良いハイレゾ収録がもっと広がっていくことに期待したいです。

当日のセッティング図


Q:最後に、今後の展開などありましたらお伺いさせてください。

景井:我々ティアックは、TASCAMブランドのハイレゾレコーダーのほか、TEACブランドのハイレゾ対応USB DACやポータブルプレーヤーもラインナップしています。今後も、録音から再生まで、ハイレゾオーディオをトータルにサポートする企業として、お客様の期待に応えるよう努力してまいります。

長年、山崎作品を手がけるエンジニアの鈴悟氏(左)と、今回のハイレゾ・レコーディングのキーパーソン、ティアック景井裕二氏(右)

◆TASCAM オフィシャル・サイト




『Yamazaki Masayoshi String Quartet "HARVEST"l in 東京』(192kHz/24bit)
/山崎まさよし