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【3月3日更新】新番組!極上新譜24bitクラシック

2019/03/03
MUSICBIRD10月新番組「極上新譜24bitクラシック」124ch毎週日曜11時~16時(土曜再放送11時~16時) 毎月のクラシック新譜の中から、「音」「演奏内容」ともに秀逸なハイレゾソフトを厳選して紹介。 毎週日曜日11:00~16:00(再放送土曜日11:00~16:00)放送

文◎清水葉子
◆3月3日
若手演奏家を中心としたラインナップでお届けするこの日。
まずはリコーダーの新星ルーシー・ホルシュによる「Baroque Journey」。ファン・エイクの無伴奏曲やバッハのオーボエ協奏曲などをリコーダーの澄んだ音色で堪能。エンシェント室内管弦楽団の音も心地良い。
 ピアノのラファウ・ブレハッチ初の室内楽音源はフランスのヴァイオリンソナタ。共演の相手は韓国の若手キム・ボムソリ。ブレハッチの個性にやや押され気味ではあるものの、彼女のそつのない歌い口はコンクールの受賞歴でも明らかな実力を物語る。
 1994年パリ生まれのチェリスト、エドガー・モローは既にいくつかの優れた録音があるが、ここではオッフェンバックとグルダのチェロ協奏曲という興味深いプログラム構成。パリのモーツァルトとも呼ばれた天真爛漫なオッフェンバックはモローの明快な音楽性とよく合っている。グルダの協奏曲は様々な要素を取り入れた個性豊かな作品だが、モローは若さの特権とばかりに難なく自分のものにしている。
大人気メゾ・ソプラノのジョイス・ディドナートがイタリア古典歌曲をジャズ・アレンジしたアルバムを発表。さすがの貫禄で聴かせる。
最後はコントラバスのエーデン・ラーツ。フランツ・リスト室内管弦楽団との共演で、ここではロータの協奏的ディヴェルティメントをお届け。

●『Baroque Journey』
ルーシー・ホルシュ, エンシェント室内管弦楽団
Decca




◆3月10日
日本人アーティストを集めて。
人気ピアニスト、反田恭平が弾くラフマニノフのピアノ協奏曲第3番と、ピアノソナタ第2番という、カップリングも魅力の音源が登場。前奏曲2曲も追加したファン待望のアルバム。
 今月は「白鳥の湖」が2点登場。ひとつはこちらの山田和樹指揮スイス・ロマンド管弦楽団の〈バレエ、劇場、舞踏のための音楽Vol.3〜ロシアン・ダンス〉。山田とスイス・ロマンド管の相性の良さを感じさせる好評のこのシリーズ。音楽の膨らみと柔らかな音楽性が《踊り》にぴったりとマッチする。他にバレエ組曲「黄金時代」も収録。
チェリスト桑田歩の最新録音は「ポーランドの歌」と題されたショパンをフィーチャーした作品集。ショパンがピアノ以外にほぼ唯一作曲している楽器がチェロ。有名なチェロソナタをはじめとするメロディーの数々。
後半はサクソフォンの録音。まずは〈テネブルの歌〉と題されたアルバム。喜歌劇「こうもり」にはじまり、組曲「惑星」などお馴染みのメロディーがたっぷり聴ける。
最後は結成5年アーバン・サクソフォン・クァルテットによる〈meet〉から4曲。音質もクリアで素晴らしい。

●『ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番/ピアノ・ソナタ第2番 (96kHz/24bit)』
反田恭平
日本コロムビア




◆3月17日
ドイツ・グラモフォンの音源を集めて。
若手ピアニスト、ヤン・リシエツキの新録音はメンデルスゾーン。彼の素直で抒情的なピアノがメンデルスゾーンの音楽によく似合う。2つのピアノ協奏曲の他にあまり録音の多くない「厳格な変奏曲」が聴けるのも個人的には嬉しい。
 続いては絶好調のネルソンスとボストン交響楽団によるショスタコーヴィチ。今回は第6番と第7番「レニングラード」を収録。劇付随音楽《リア王》からの組曲、祝典序曲をも含めた決定盤。シャープで力強い奥行きのある音はハイレゾならではの迫力。
次はほっと一息付く感じでマンドリンによるバッハを。アヴィ・アヴィタルの優しくも切れ味の良い音色で無伴奏チェロ組曲第1番からのプレリュード、後半はシャコンヌを含む無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番を全曲。
 ドイツ・グラモフォン創立120周年記念のガラ・コンサートのライヴ音源。アンネ=ゾフィー・ムターと小澤征爾のビッグネームが登場。まさに華麗なる一夜を凝縮した音源をどうぞ。

●『メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲、他』
ヤン・リシエツキ, オルフェウス室内管弦楽団
グラモフォン




◆3月24日
比較的珍しいレパートリーを集めたこの日。
バッハのマニフィカトは宗教曲としては定番だが、この後に収録されているのが現代作曲家ヘルムシュロットの「ルーメン」というのがミソ。まさに300年の時を経て会する宗教音楽。演奏はフランツ・ハウク指揮コンチェルト・デ・バッスス他。 続いても同じNAXOSレーベルからレスピーギのローマ三部作。ジョアン・ファレッタ指揮バッファロー・フィルハーモニー管弦楽団。輝かしいオーケストレーションをハイレゾの高精細な音で是非。フィナーレは圧巻の低音が響く。
 19世紀のドイツで人気を博した作曲家ロルツィング。現在では上演される機会も少ない歌劇の序曲を集めた貴重な曲集。演奏は準・メルクル指揮マルメ歌劇場管弦楽団。
 続いてはフランスの6人組作曲家として知られるオーリック。曲集としてはまとまったものが少ない彼の作品集〈心象の産物〉。それぞれ編成の異なる楽器で演奏され、20世紀の幕開けのフランス音楽の雰囲気が漂う。ジャン=フィリップ・コラールやミシェル・デボストなど往年の演奏家による音のリマスタリングも魅力。  最後は定番曲ではあるものの、ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン指揮ニューヨーク・フィルハーモニックの久しぶりの録音でストラヴィンスキー「春の祭典」とドビュッシー「海」という、これも20世紀の到来の音楽。全体に低音を重視した音に仕上がっているせいか重量感たっぷり。

●『Auric: Imaginées』
Jean-Philippe Collard, Frédéric Lodéon, Michel Debost
ワーナークラシックス




◆3月31日
ボリューム感満点の音源。
まずはサリーム・アシュカールのピアノでベートーヴェンのピアノソナタ集より。抜粋となるが、「ワルトシュタイン」「葬送」など初期、中期、最後には第31番という後期のソナタを。一聴するとわりと変哲のないピアノなのだが、ふっとフレーズの途中に魅力的な【抜き】があり、後からじわじわと思い出される不思議なピアニストである。
 次は今月ふたつめの「白鳥の湖」。こちらは1877年の初演原典版。指揮はウラディミール・ユロフスキ指揮ロシア国立アカデミー管弦楽団。山田和樹との聴き比べも一興。
 最後はブルックナーの交響曲第9番で締め。マリス・ヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団の演奏は圧倒的な金管楽器のふくよかさでオケを鳴らし、またヤンソンスの大きく歌わせる音楽でこの最後の交響曲の宇宙的で壮大な響きを作り上げる。

●『Bruckner: Symphony No. 9 in D Minor, WAB 109 (Live)』
Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks
BR-Klassik











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清水葉子(ディレクター) フリーランス・ラジオディレクター。TOKYO FMの早朝の音楽番組「SYMPHONIA」、衛星デジタル音楽放送ミュージック・バードでクラシック音楽の番組を多数担当。「ニューディスク・ナビ」「24bit で聴くクラシック」など。趣味は料理と芸術鑑賞。最近はまっているのは筋トレ。



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