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【9月2日更新】新番組!極上新譜24bitクラシック

2018/09/02
MUSICBIRD10月新番組「極上新譜24bitクラシック」124ch毎週日曜11時~16時(土曜再放送11時~16時)
毎月のクラシック新譜の中から、「音」「演奏内容」ともに秀逸なハイレゾソフトを厳選して紹介。
毎週日曜日11:00~16:00(再放送土曜日11:00~16:00)放送
文◎清水葉子
◆9月2日
8月25日は今年生誕100年を迎えるレナード・バーンスタインの誕生日。それと前後してたくさんの新譜が発売されている。まずはバーンスタインの交響曲。バーンスタインの生前は作曲者自身の演奏があったため、現代の指揮者が取り上げて録音することは少なかったように思うが、こうしたアニヴァーサリーイヤーを迎えることで様々な録音も登場。その中でも話題なのがサイモン・ラトルとクリスティアン・ツィメルマンがタッグを組んだ交響曲第2番「不安の時代」。ツィメルマンはバーンスタインとも共演経験があり100歳の誕生日にはこの作品を演奏して欲しい、と話したとか。ツィメルマンのクールなピアニズムとラトルの熱い指揮。ベルリン・フィルでの最後のライヴ演奏というのも一時代の終わりを感じる。
そして3曲あるバーンスタインの交響曲の第1、3番はアントニオ・パッパーノとローマ・サンタ・チェチーリア管弦楽団との演奏でお届け。こちらはよりユダヤ的な内容を含み、ナレーション、合唱を伴う難解な作品。しかしパッパーノはラトルとはまた違ったスマートなアプローチの演奏で聴かせる。
後半は指揮者としてのバーンスタインを聴く。フランス国立管弦楽団との演奏でお国ものベルリオーズ、ラヴェルらフランスの作品と自作を。



『バーンスタイン:交響曲第2番《不安の時代》』クリスチャン・ツィメルマン >, ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 >, サイモン・ラトル


◆9月9日
偶然にもバッハの無伴奏チェロ組曲が二人の優れたチェリストによる演奏でリリース。そこで第1?3番を比較的早いテンポで淡々と作品の真髄を浮き彫りにするマット・ハイモヴェッツによる演奏、第4?6番をゆったりと歌わせ温もりを感じさせるヨーヨー・マによる演奏でお届け。両者の演奏を聴き比べる趣向で。
後半はマリー=クレール・アランによるバッハのオルガン作品全集から。旧エラート1959?67年にかけての録音。全集録音を3度も完成させているアラン。これは初期のアナログ録音で8年間を費やして慎重に収められた音源をハイレゾにリマスターしたもの。深い精神性と穏やかな感性で演奏する彼女のバッハは私にとっても愛聴盤のひとつで、バッハのオルガン演奏の理想形である。トリオ・ソナタやシュープラー・コラール、ニ短調のトッカータとフーガなど馴染み深い名曲を中心に。



『J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)』マット・ハイモヴィッツ >


◆9月16日
まずは先週一部お送りしたマリー=クレール・アランによるバッハのオルガン作品全集の続きを前半じっくりとお届けする。後半はやはりバッハつながりで川畠成道のヴァイオリンによる無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ。真摯なアプローチによる演奏ももちろんだが、響きを豊かに捉えた録音も素晴らしい。
最後はやはり注目のヴァイオリニスト、アラベラ・美歩・シュタインバッハーとルツェルン祝祭弦楽合奏団によるモーツァルトの協奏曲。第3、4、5番はヴァイオリン学習者にもお馴染みの曲だが、彼女の深みのある美しい音色で奏でられると改めてこの曲の魅力を感じずにはいられない。ハイレゾで聴く醍醐味を存分に味わえる。



『モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3、4&5番』アラベラ・美歩・シュタインバッハー, ルツェルン祝祭弦楽合奏団


◆9月23日
今月抜粋してお届けしているマリー=クレール・アランによる旧エラートへのバッハのオルガン作品全集。この日はじっくりとまとめてお届けする。パッサカリアとフーガ、オルガン協奏曲などある程度まとまった曲集を中心に、8つの小前奏曲とフーガ、さまざまな手法による18のライプツィヒ・コラールなど。改めて教会音楽家としてのバッハの偉大さを感じるとともに、歴史あるデンマークの教会を中心にした録音からオルガンや会場の響きの違いも微妙に感じられる。オーディオファンにとっても必聴のこの日のプログラム。



『Bach: Complete Organ Works (Analogue Version Recorded 1959-67)』Marie-Claire Alain >


◆9月30日
 最終週はピアノを中心に。まずはアリス・紗良・オットの新録音、フランス音楽を集めた「ナイトフォール」。秋の夜長に聴くにもぴったりな選曲だ。ドビュッシーの「夢想」に始まり、ベルガマスク組曲、サティのグノシェンヌやジムノペディ。そしてラヴェルの「夜のガスパール」。彼女らしいかっちりとしたピアニズムはフランスのピアニストが奏でる自国フランスものとは一味違う。好みは分かれるだろうが、新鮮な驚きのある演奏。  続いては指揮者としても押しも押されぬ巨匠でありながら、同時にピアニストとしても活躍する数少ない存在、バレンボイム。彼が1973年に録音したメンデルスゾーンの「無言歌」をコンプリートしたアルバムをリマスターしたもの。このところ再評価がすすむメンデルスゾーンだが、こうして改めて聴くと小品ながらその豊かな瑞々しい感性が1曲1曲から漂ってくる。その世界に身を預けていると2時間強があっという間である。ピアノのお稽古の発表会用の楽曲では決してないのだ。 そのメンデルスゾーンと結びつきが深いのがやはりバッハ。マリー=クレール・アランによるバッハのオルガン作品全集の続きをここでもお送りする。曲集に含まれない、けれど広く親しまれるコラールを集めて。 最後はパーヴォ・ヤルヴィ指揮NHK交響楽団によるDSD音源のムソルグスキー作曲ラヴェル編曲の「展覧会の絵」。オケの持つ能力を存分に引き出すパーヴォならではの手法で、ロシア的というよりは洗練された色彩感の極上サウンドを堪能できる。


『ムソルグスキー:展覧会の絵&はげ山の一夜』Paavo Jarvi >, NHK Symphony Orchestra, Tokyo >




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清水葉子(ディレクター) フリーランス・ラジオディレクター。TOKYO FMの早朝の音楽番組「SYMPHONIA」、衛星デジタル音楽放送ミュージック・バードでクラシック音楽の番組を多数担当。「ニューディスク・ナビ」「24bit で聴くクラシック」など。趣味は料理と芸術鑑賞。最近はまっているのは筋トレ。



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