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【5月7日更新】新番組!極上新譜24bitクラシック

2018/05/07
MUSICBIRD10月新番組「極上新譜24bitクラシック」 124ch毎週日曜11時~16時(土曜再放送11時~16時) 毎月のクラシック新譜の中から、「音」「演奏内容」ともに秀逸なハイレゾソフトを厳選して紹介。 毎週日曜日11:00~16:00(再放送土曜日11:00~16:00)放送 文◎清水葉子
◆5月6日
ゴールデンウィーク最終日のオンエアということで気分だけでも世界旅行を楽しんで頂こう。
まずは南米出身の若手指揮者、アンドレス・オロスコ=エストラーダが主兵ヒューストン交響楽団を指揮しての「アメリカの音楽」と題されたアルバム。レブエルタス、バーンスタイン、ピアソラ、ガーシュウィンといった作品は、自身のルーツとこのオケの持ち味を意識したものでそれを存分に発揮している。
続いてはロシアが生んだバレエの名作「白鳥の湖」。これを小澤征爾とボストン交響楽団の1978年録音で。
その次はアンドリュー・マンゼ指揮ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団の演奏でメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」と第5番「宗教改革」のカップリング。きびきびとした音楽作りは、かつてのややロマンティックに傾き過ぎるいわゆる名曲の「イタリア」とは違う魅力に満ちている。「宗教改革」も全体としてすっきりとした後味ながら、厳かに聴かせる素晴らしい演奏。 最後は北欧の風。シベリウスのヴァイオリン協奏曲を期待の新人、辻彩奈がモントリオール国際音楽コンクール決勝で演奏したライブから第1楽章を。



『メンデルスゾーン 交響曲第4番「イタリア」 交響曲第5番「宗教改革」』 / アンドリュー・マンゼ, ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団


◆5月13日
この日はヴィオラとヴァイオリンの名手たちを集めたプログラム。
まずは人気ヴィオリスト、ニルス・メンケマイヤーの「バロック」。既にバッハの無伴奏チェロ組曲をヴィオラ版で録音している彼。ここでは一歩進んでテオルボやリュートを通奏低音に用いた編曲版にするなど、ヴィオラの可能性を更に切り開く試みをしている。変化に富んだ美しい音色も必聴。
続いてもヴィオラだがメンケマイヤーより一世代若い奏者、ディヴィッド・アーロン・カーペンター。始めにドヴォルザークのチェロ協奏曲をヴィオラで演奏する。指揮が大野和士というのも聴きもの。他にウォルトンの協奏曲ではユロフスキの指揮で。ウクライナ出身の作曲家アレクセイ・ショーの作品を多く取り上げているのも注目。
最後はヴァイオリンの女王ともいうべき存在のチョン・キョンファ。今回はフランスもののレパートリーで持ち前の情熱的な音を聴かせる。かつての力強さを伴った密度の高い演奏というよりはどこか達観したようなヴァイオリンに変化したものの、相変わらず歌い口は饒舌。彼女の新たなステージを感じる。フォーレ、フランクのソナタ、ドビュッシーの小品などを楽しめる。


『Baroque』 / Nils Mönkemeyer, Andreas Arend, Dorothee Mields


◆5月20日
この日はカリスマ的人気を誇った指揮者カルロス・クライバーのJ.シュトラウス「こうもり」から。当時全盛期だった歌手陣を揃えた名盤中の名盤を全曲お届け。
   続いてもデビューから現在まで不動の人気ピアニスト、マルタ・アルゲリッチがアルメニアの鬼才、セルゲイ・ババヤンと組んだプロコフィエフ。プロコフィエフは「ロメオとジュリエット」のババヤン編曲抜粋版。他にも歌劇や映画からの音楽を集めたロシアもので二人の息の合ったデュオを堪能。
3枚目はアルゲリッチとの共演も多いヴァイオリニスト、ルノー・カピュソン。今回はバルトークの協奏曲1、2番。とろけるような美音はバルトークの野生的で渋い音楽を柔和な香りのするものに変えてしまう見事さ。これぞカピュソン節。
最後はフランスのベテランピアニスト、パスカル・ロジェによるショパンとフォーレのノクターン集。それぞれを交互に演奏するスタイルで、「ノクターン」の優美で静かな叙情性を一層感じとることができる。


『Bartók: Violin Concertos Nos 1 & 2』 / Renaud Capuçon


◆5月27日
「BEYOND THE STANDARD」シリーズ第1弾と銘打たれたバッティストーニの最新盤。定番プログラムと日本人作曲家の作品を組み合わせたこのシリーズ、なかなか楽しみな企画だが、今回はドヴォルザーク「新世界より」と伊福部昭の「シンフォニア・タプカーラ」。どちらも土着的なメロディーとリズムが特徴の楽曲で、バッティストーニの明晰ながら爆発力のある指揮はスリリングで聴き手を惹きつける。最後はおなじみゴジラのテーマも収録。
天才少女ピアニストとして注目を浴びた小林愛実がすっかり大人の女性となったジャケット写真に目を奪われる。演奏の方も着実に成長を遂げているようだ。今回はショパンとリストという王道のプログラム。しっかりとしたタッチに基づくテクニックを惜しみなく発揮して弾くショパンのソナタ第2番が白眉。
後半は交響曲。まずはライプツィヒ・ゲヴァントハウス管とのコンビが注目のアンドリス・ネルソンス。ワーグナーとブルックナーでこのオケの伝統的な響きを存分に引き出しながらしなやかで生命力に満ちた演奏。
続いてはショスタコーヴィチ。ジョナサン・ノットと東京交響楽団も好評のコンビ。これはサントリーホールでの最新ライブだが、端正な中にもエネルギーの詰まった演奏。
最後は先頃亡くなったポスト・クラシカルの旗手ヨハン・ヨハンソンの追悼盤ともいえるアルバム「エングラボルン」から。


『[BEYOND THE STANDARD] ドヴォルザーク: 交響曲第9番「新世界より」 / 伊福部昭: シンフォニア・タプカーラ, ゴジラ (96kHz/24bit)』 /アンドレア・バッティストーニ, 東京フィルハーモニー交響楽団




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清水葉子(ディレクター) フリーランス・ラジオディレクター。TOKYO FMの早朝の音楽番組「SYMPHONIA」、衛星デジタル音楽放送ミュージック・バードでクラシック音楽の番組を多数担当。「ニューディスク・ナビ」「24bit で聴くクラシック」など。趣味は料理と芸術鑑賞。最近はまっているのは筋トレ。



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