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【ガイド】SE-U55GX(B)[測定現場/試聴レポート]

平素よりe-onkyoをご愛顧いただき誠にありがとうございます。
e-onkyoスタッフの木村です。このコーナーでは、カタログでは分からない(分かりにくい)お役に立ちそうなネタ、商品のレビューなどを紹介させていただきます。

今回は前回(vol.37)クローズアップしたSE-U55GX(B)の測定現場/試聴レポートです。

試聴レポートの前に、当社技術部でSE-U55X(S)とSE-U55GX(B)を比較する機会がありましたので、ご紹介させていただきます。

当社では高級機、WAVIOのような比較的小さな製品にかかわらずすべてのオーディオスペックを測定しています。今まで私はその現場を見たことがなかったのですが、両機の比較測定を見ることができるということで、今回初めて見学してきました。
まず登場したのが数百万円するというオーディオテスト/測定システム「Audio Precision」(右上図参照)です。こちらの機械でまずジッター値を測定しました。今回はSE-U55X(S)、SE-U55GX(B)のジッター値比較ということで下の画像を見ることができました。

pc_jit.jpg 55xjit.jpg55gxjit.jpg
(左)ジッター値測定画面 (中)SE-U55X(S)のジッター値 (右)SE-U55GX(B)のジッター値

SE-U55X(S)のジッター値:212.5mUIに対し、SE-U55GX(B)は6.951mUI、と、30分の1程度にジッター値が下がっていることが確認できます。内部水晶クロック採用により、オーディオコンポと同等のクオリティを実現しています。これは多くのパソコンユーザーがいままで頭に描き、欲していたクオリティの製品でないかと思います。パソコンのオーディオの質を今まで以上にデジタルオーディオ機器に近づけた、大きな一歩であると思いました。
前回のクローズアップでも紹介しましたが、SE-U55GX(B)の特長は再生時のみならず、録音時の音も向上しています。これを証明するのが下図です。

55x_sn.jpg 55gx_sn.jpg
(左)SE-U55X(S)のノイズ分布 (右)SE-U55GX(B)のノイズ分布

こちらはAudioPresisionで1kHzの音(真ん中の一つだけ上がっている波)を出し、それを録音した結果得られたS/N比(信号[Signal]とノイズ[Noise]の比、数字が大きい方がノイズが少ない)をWaveSpectra(波形表示ソフト)で表示しています。左のSE-U55X(S)では1kHzの音に対し他の周波数に多くのノイズ(=緑の波の部分)が図のようにあったのに対し、右のSE-U55GX(B)ではノイズが格段に減っていることが確認できます。

[試聴レポート]

55gx_ura.jpgいよいよ試聴です。使用した機材はSE-U55GX(B)とGX-77M(B)。これらを光デジタルケーブルで接続して臨みました。SE-U55GX(B)は付属のACアダプターで電源を供給しているので、ノートパソコンと組み合わせても電源を心配せずに使用できます。その反面、パソコンに加え、SE-U55GX(B)、GX-77M(B)の電源が必要なので、電源タップが必要になりますが、音のためならしょうがないですね。大好きな音楽をかけてみたファーストインプレッションは、内部水晶クロックで時間軸がしっかりしたことで、音のキレ、立ち上がり感がかなり向上しています。アコースティックギターの歯切れよさが強調され、私のパソコンオーディオライフの新たな扉を開いてくれました。
さて、一通り聴いたところで、次の行動に移りたくなります。モンスターケーブルへの繋ぎ変えです。早速光デジタルケーブルと2004年7月後半に発売される高級RCAケーブルULT1600-1Mをつないで音を出しました。『!!』私の耳でも分かるほど音が見違えました。モンスターケーブルで厚みのある音が出るとは分かっていながらも、やはりケーブルを変えるだけでこんなにも良い音がでるようになるのかと、驚いてしまいます。
atpt505.jpgGX-77Mへの接続をデジタルかアナログのどちらが良いか試したのですが、結論は、「ケーブルのクオリティで大きく変わる」です。言うまでもないことなのですが、付属ケーブルよりもモンスターケーブルの方がだんぜん音がいいです。デジタルの音とアナログの音の好みがあるかと思いますが、どちらかというと私はRCAアナログ接続のほうが低域に厚みを感じていい音に聴こえました。また、偶然にもオーディオテクニカの電源タップのサンプルを借りていましたので、試用してみたところ、『!!!』これもすごいです。マライアキャリーのアルバム「#1」に収録されているhoneyのクリック(指をはじく)音でその差を実感!まるで耳元でクリックされているような透明感です。

バンドルソフトCarryOn Music ver.4.00も、まさにカタログ通り、『パソコンをオーディオ感覚で操作する』ことができ、パソコンの前にいなくてもミニコンポを操作するような感覚でパソコンの音楽を操作することができます。

それでは次回をお楽しみに!

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05/04/21

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コメント

今日は得した感じですねー!願っていた製品を見つけました!今まで、ある著名な米国製でデジタル録音再生をしても、どこが改善されたのか、どこが良くなったのかその改善の度合いが実感できなかったのです。ソースによっては元の音源より悪いと感じてしまうのです。原因はジッター値などにあるのかと、ONKYOさんはこれほど進んでいたんだと確信した次第です。早速手にして確かめナクッチャね!

投稿者 伊藤晴夫 : 2006年02月25日 12:58

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