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魂を揺さぶるサザンソウル「STAX」レーベル特集♪
ブログ読者の皆さんこんにちは、e-onkyo music 担当の辻です。記録的な猛暑となり、あちこちで観測史上最高気温を記録しています。人と顔を合わせれば思わず「暑いですね〜」と口をついて出てきます。日中照り返しもきついですし、こんなに暑い日はクーラーの効いた室内でサザン・ソウルの熱演で心躍らせるというのはいかがでしょう。ということで、クラシック、ジャズファンにはあまり馴染みがないかもしれませんが、ロック系ミュージシャンにも多大な影響を与えたR&B、ソウルの名門レーベル「STAX」から、主なアーティストとおすすめ代表曲をご紹介します!魂のサウンドに耳を傾けてみてください。
STAX(スタックス)レーベルとは?
指をスナップするロゴデザインでおなじみのSTAXレーベル。米国テネシー州メンフィス、ミシシッピ川に面する地にて1957年「サテライト」という名前で設立されたレーベルが、設立者の名前を取って後に「STAX」と改名されました。大手レコード会社アトランティックと契約を結び、オーティス・レディング、アルバート・キング、ルーファス・トーマス、ステイプル・シンガーズなどの人気アーティストの作品を数多くリリースしています。70年代半ばに倒産してしまいましたが、2006年権利を持っていたコンコード・ミュージック・グループにより、CD再発や配信が開始され、懐かしいタイトルやベスト盤などの入手ができるようになりました。
オーティス・レディング
STAXと言って真っ先に挙げられる偉大なシンガー。その歌唱スタイルは忌野清志郎やウルフルズのトータス松本に多大な影響を与えています。なんと言っても「ガッタ!ガッタ!」という力強いシャウトが特徴的ですが、バラードでみせる哀愁も心に染み入り、まさにソウルに満ち溢れた歌声は現在でも多くの人に感動を与え続けています。26歳の若さで飛行機事故で亡くなってしまったのが本当に惜しまれるアーティストです。
♪ (Sittin' On) The Dock Of The Bay (トラック16) 
オーティスの死後発表されて全米NO.1となったヒット曲。トレードマークの熱唱型とは打って変わった、淡々と力の抜けた歌声で、日がな一日港で潮の満ち干きを眺めている情景と、孤独な想いが歌われています。寂しげな音色の口笛もなんとも言えず心を締め付けられます。トラック15はスタジオトークも入った、口笛がうまく吹けなかった(?)バージョン。
♪RESPECT (トラック17)
これぞオーティスなナンバー。早く軽快なテンポに乗せてガッタ、ガッタが炸裂。1分49秒という短い時間に、オーティスの魅力がギュッと凝縮されています。思わず身体が動き出します。
♪Try A Little Tenderness (トラック21)
ゆっくり語りかけるようなテンポで始まり、オルガン、リムノットショットの乾いた音が印象的な前半から、徐々に音数が増え、オーティスの歌声とバックの演奏が一体となって大きなグルーヴを作り上げていくあたりが聴きどころ。ライブで観たらきっと鳥肌ものだっただろうと思います。
ブッカーT & the MG'sとスティーヴ・クロッパー
オルガンの音色が特長のインストバンドとして人気の高かったブッカーT & the MG's。このバンドの中心人物でギタリ ストのスティーブ・クロッパーはSTAXのサウンドプロデューサとしても重要な役割を果たしました。バンドでのオリジナルアルバムをリリースするとともに、STAXの看板アーティスト、オーティスレディングのバックバンドとしても活躍しています。また、ジェフ・ベックのサポートやビートルズとの交流もあり、数多くのミュージシャンから一目を置かれています。さらには現在も続いているブルースブラザーズバンドでの演奏、そして忌野清志郎のアルバムプロデュースなどで、日本でも話題を提供してくれているアーティストです。
<Stax Profiles - Booker T. & The MG's> より
♪Green Onions (トラック11)
初出はネギの写真が強烈なインパクトを与えるデビューアルバムのタイトル曲として収録されています。このバンドの代表曲とも言える1曲。オルガンは滑らかながら骨太、エッジの効いたギターと交互にメインリフとソロフレーズが演奏されます。60年代ロックサウンドにも通じる力強さを感じます。このアルバムの選曲はなんと、エルビス・コステロが担当!
♪Something (トラック2)
ビートルズ「ラバーソウル」後の作品をスティーブ・クロッパーに頼みたかったというエピソードが語るように、ビートルズメンバーとの交流も裏付けるようなアルバム。ジャケットデザインもさることながら、収録曲もアビーロードの中の作品を取り上げています。その中のジョージ・ハリソンの作品として有名なSomething。ゆったりと優しい原曲とは対照的に、独特のリズムが立ったスリリングな演奏が魅力的です。クロッパーらしい硬質なギターソロも堪能できます。
アルバート・キング
B.B.キング、フィレディ・キングと並んでブルース界の三大キングと言われる一人。シンプルで豪快なギタープレイはブ ルース界のみならず、ジミ・ヘンドリックスやエリック・クラプトンなどにも影響を与えたとされています。STAX在籍時はブッカーT & the MG'sをバックバンドにして、名曲を生み出しています。
♪ I'll Play The Blues For You (Pt. 1) (トラック1)
がっちりした、どちらかといえば強面な風貌にフライングVを抱えた感じから受ける印象とは違い、軽くビブラートがかったさらっとした歌声は都会的な雰囲気さえ漂います。語りかけるような歌い方といい、ゆったりとしたテンポといい、貫禄漂う余裕の演奏は豊かな水脈を湛えるミシシッピ川に身を任せているかのようです。
ルーファス・トーマス
半ズボンがトレードマークのファンキーで陽気なおじさん。歌と供にそのユーモラスなダンスでも有名です。2001年に84歳で亡くなられましたが、「世界で一番年を取った十代 the world's oldest teenager」というニックネイムを持つ程、芸歴70年を超えても元気なパフォーマンスで観客を沸かせていたようです。ちなみに娘さんのカーラ・トーマスもSTAXレーベルから作品をリリースしています。
♪ Do The Funky Chicken (トラック1)
ニワトリの雄叫びを真似たシャウト!に度肝を抜かれます。1コードで盛り上げていくファンクスタイルに深みのある声が軽快に乗り、小気味いいギターの絡み、ホーンセクションとのコールレスポンスなど、ユーモアあふれる楽しい1曲です。
今回配信限定でリリースされたShort Staxシリーズは、各アーティストの代表的なヒット・ソング2曲を含む、全3曲入りのEPシリーズです。3曲まとめて購入するととてもお得なお値段設定になっていますので、お試しで聴いてみるにはうってつけのタイトルですよ♪
07/08/17
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コメント
STAXもすばらしいレーベルではありますが、メジャーすぎます、もっとマイナーなのも配信出来ると良いですね
しかし音源が悪いかも、ソウルミュージックは音質は関係無いですけどね、ちなみに私はモノラル音源のレコードを主体に聞いてます、勿論貴重盤やテープのみの音源の保存に御社のSE-U55GXが活躍してます、30年前のテープ(カセットの初期)も音が薄くなってしまって、
CDだって寿命があるんでしょうから、頼れるのはデジタル化ですね、是非マイナーレーベルも配信して下さい。
投稿者 仲村 祐治 : 2007年11月13日 00:53
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