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【music store】春到来、出会いと別れ、分岐点で何をか想う

アランスミシーバンド「snowman」レビュー

PSAL-2002 「snowman」ジャケットブログ読者の皆さんこんにちは!e-onkyo music store担当の辻です。オンキヨーが設立したレーベル「PREMIUN STONES」のタイトルから今回はアランスミシーバンドの2ndミニアルバム「snowman」をご紹介します。「snowman」と言っても冬限定の作品ではありませんよ。

この時期、卒業、入学、入社、退社、転勤などなど、人との出会いと別れのドラマがあちこちで展開されています。それぞれに心が揺さぶられる想いを抱えながら、振り返ったり、立ち止まっては、また新しくはじめる。人生いろいろ、悲喜こもごも。そんな生活の中にある、さまざまな悲哀や切なさ、優しさを独特の歌詞とサウンドで表現した作品が、アランスミシーバンド「snowman」なのです。

>> PREMIUM STONESコーナーへ

アランスミシーバンドって?

アランスミシーバンド2000年結成、バンド名はトラブルから監督が不在になってしまった作品に付けられる監督名「アランスミーシー」に由来し、そのアランスミシー氏の命によりミッションと称した活動を続けています。メンバーすべてが正社員で働きながら、定期的にライブ活動や自主制作でCDを発表。2004年オンキヨーが運営するインディーズサイト「Artist-Debut.net」に登録したことがきっかけで、その高い音楽性が認められ、「PREMIUM STONES」レーベルから2005年3月に1stミニアルバム「Red Synapse」を発売、全国デビューを果たしました。関西はもとより、東京でのライブも毎回100人を超える集客を実現するなど精力的に活動を展開し、2006年1月20日には2ndミニアルバム「snowman」を発売。メンバー構成は写真左より、Dr:小泉洋平、Vo&Gt:樫本英之、Gt&Cho:西田陽至、Ba&Cho:杉本寿史の4人組です。



アランスミシーバンドの音楽性は?

70年代、80年代に聞き覚えのある、オーソドックスなアメリカンロックをベースに、覚えやすいメロディや曲構成は聞く人を選ばない間口の広さを持ちますが、その表現のこだわりはマニアックな音楽好きにも支持されています。そして一番強烈なインパクトを残すのは何と言っても、ボーカルの迫力。まろやかで豊かな声量、伸びのある歌声は心地よく、どこまでも続く広大な大地を思わせるダイナミックさです。英語詞も日本語詞との境を感じさせず、その歌詞は社会人ならではの視点と洞察力を持ち、時にはシニカルに、時にはユーモアを交えながら見事に本質を突き、時間を経ても風化することのない普遍性を持っています。オーディエンスを惹き付けるライブパフォーマンスも見事で、ライブを体験した人、特にスタッフや共演者にとても気に入られることが多いのも彼らの特長です。

大阪レコ発ライブ写真


「snowman」とはどんな作品?

この作品にはメンバー自信が付けたキャッチコピーがあります。

「すべてのカタチの切なさがここにある。」

そのとおりに、5つの物語でそれぞれの「切なさ」が描かれています。前作「Red Synapse」で見せた疾走感あふれるソリッドなバンドサウンドとは異なり、歌をじっくり聴かせる仕上がりとなっています。収録されている楽曲の内容は下記のとおり。

1.No More Fat Campaign
恋人に課されたダイエット計画「ノーモア・ファット・キャンペーン」。あらゆる誘惑に負けそうになりながらも、ダイエット達成後に待っている愛を信じて進んでいく主人公のひたむきな姿を描いています。カントリーテイストな明るくメロディアスなサウンドとブラックジョーク溢れる歌詞の対比が面白い。

No More Fat Campaign


2.スノーマン
本作品のイチオシ曲。人は大人になるにつれ、雪だるま式に膨らんでいく日常のしがらみに捕らわれていく。気がつけば身動きが取れなくなっている自分を襲う漠然とした不安や空虚感。ゆっくりでもいい、「寄せ書きの要領で」心の余白を埋めていけばいい。アランスミシーバンドからすべての大人たちに送る熱いメッセージ。後半からエンディングへ向けて徐々に高揚感が増し、聴く者の心を激しく揺さぶる名曲です。

スノーマン


3.ムジナ
いつの間にか音信不通になってしまったような友人。離れてから初めて溢れ出してくる想い。かつて「同じ穴のムジナ」と例えられたような親友、その親友との突然の再会という実話を基に、避けて通れない人生の出会いと別れを見つめて歌い上げる郷愁感溢れるバラード。「このコード渋いよね」という歌詞は、一時期でも音楽に携わった者なら心から共感し涙してしまいます。

ムジナ


4.ガダドゥ
「やりたくないけど、やらなきゃしょうがない」という言い訳。それに対して「やりたくないことをやれるだけの根性があるなら、逆にやりたいことをやってみれば?きっとやり通せるはず」という、誰もが一度は体験する思いをシニカルなメッセージで切り返す。You’ve gotta do what you’ve gotta do. 何度も繰り返されるこのフレーズが頭から離れません。ライブでも大合唱が起こる、声に出して歌いたい一曲です

ガダドゥ


5.経理マンとギター
「経理(=仕事)」と「ギター(=音楽)」両極端なこの二つのキーワードの間で揺れ動く主人公は、悩みながらもゆっくりと、最後には自らの答えに近づいていく。経理用語が散りばめられたユニークな歌詞に加え、冒頭イントロから哀愁たっぷりのエモーショナルなギターと迫り来る歌声、揺るぎない安定感を持ちながらもアグレッシブなリズム隊が渾然一体となって大きなグルーブを生み出しています。人生の葛藤に肉薄するアランスミシーバンドの真骨頂とも言える壮大なナンバー。

経理マンとギター



※「snowman」に関するメンバーからのコメントが届いていますので、こちらもお聞きください。

♪メンバーからのコメント


社会人になってからさっぱり音楽を聞かなくなった、聞きたい音楽がなくなったという人も多いことでしょう。しかし、このアランスミシーバンドは、現実を受け入れながらも誠実に真剣に音楽に向き合い、自らの経験に根ざした背筋の通た音楽を作り出しています。彼らの大人の感性にも耐えうる音楽、人生を豊かにしてくれる力を持つ楽曲は必ず心に何かを残してくれます。この機会に、ぜひアランスミシーバンドの音楽に出会って欲しいと思います。


>>アランスミシーバンドオフィシャルサイトへ

>> アランスミシーバンド音声ブログへ


>> すべての楽曲はe-onkyo music storeで購入できます。

>> CDパッケージはe-onkyoサイバーショップで購入できます。(送料無料)


番外編 赤松直紀氏との出会い


赤松直紀前作まではメンバーの手によるジャケットデザインでしたが、「snowman」では新しい出会いを求め、デザインはインターネットで公募、多数の応募作品の中から東京在住の赤松直紀氏のデザインが採用されることになりました。100点以上にも上る作品の中からメンバー自身が候補をいくつか選び、関係者で検討が重ねられての結果でしたが、樫本氏のインスピレーションは迷わず赤松氏の作品を選び出していたのが印象に残っています。ジャケット完成までに重ねられたメンバーと赤松氏との感性のコラボレーションはお互いの作品に相乗効果をもたらすことになりました。3つ折ジャケットに展開されているイラスト、レーベルデザインも見応えのあるものになっています。

>> 赤松直紀オフィシャルサイトへ

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e-onkyo music store最新ダウンロードランキング

フィギュアスケート熱はまだまだ醒めてません!「トゥーランドット」がトップに君臨してしています。

1位 プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」誰も寝てはならぬ
2位 ラフマニノフ: ピアノ協奏曲第2番第1楽章
3位 R・シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」
4位 エルガー:行進曲「威風堂々」第1番
5位 J.Sバッハ:トッカータとフーガニ短調

06/03/16

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