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【おすすめサラウンド】武士の一分
この記事ではよく店頭でデモしているような名シーンや、流しでみているだけでは見逃しがちな『サラウンドシーン』にスポットライトを当ててご紹介します。
せっかくホームシアターを導入したのだから迫力のサラウンドを満喫したい!という方、今晩どのDVDを観ようか迷っている方、ご参考になれば幸いです。
武士の一分
人には命をかけても 守らねばならない一分がある
三村新之丞は、妻の加世、中間の徳平とつましく暮らす三十石の下級武士。毒見役という不本意な勤めに愚痴をこぼしながら「子供たちに剣術を教える」のが夢だった。
そんな平和な日々が大きく覆る事変が起きる。
藩主に供される料理の毒にあたり、一命は取り留めるが失明してしまう新之丞。自害しようとする失意の夫を必死に止める加世。
だが、追打ちをかけるかのように、絶望の淵に追いやられる噂が新の丞の耳に入った。
米国アカデミー賞外国語映画賞ノミネート、ベルリン国際映画祭出品の「たそがれ清兵衛」、「隠し剣 鬼の爪」に続いて藤沢周平原作、
山田洋次監督の時代劇三部作のフィナーレを飾る感動作。
主演に木村拓哉を抜擢し、夫婦の愛情と白刃閃く復讐譚を描いたこの作品は、日本中の観客の心を打ち、超ロングラン興行を記録した最高傑作である。
昨年冬に木村拓哉主演で話題になった山田洋次監督「武士の一分」。武士の中でもまだ若く下級の武士である木村拓哉演じる三村新之丞。
妻である加世役の壇れいと家のお手伝いをしている笹野高史演じる徳平と貧しいながらも仲良く暮らしていました。
三村は毒見役という、毎日藩主に食事を出す前に毒が入ってないかを確かめる為に
毒見をさせられる仕事に就いていました。いつか剣術を子供達に教えてあげたいという夢を持ちながら・・・
ある日、三村が食べた赤つぶ貝は季節によっては猛毒になるということが判明。
しかし、時は既に遅し・・・。三村の体は毒に侵され、意識がなくなる。
必死に看病に励んだのは妻の加世。
薬代もままならないが、夫である新之丞のためにと神にすがる思いで毎日ひたすら看病にんでいる中、
新之丞の叔母役の波多野以寧を演じる桃井かおり(余談ですが特にハマリ役でした・・・)が新之丞の
容体を聞き、慌てて新之丞のところへやってきます。
以寧の騒々しさに意識が戻った新之丞は寝た振りを続け、彼女が帰ったあと意識を覚まします。
目を開けるが、何も見えない・・・。武士である新之丞にとって盲目という現実は「生きる価値がない」と荒れはじめる。
これからどうやって生活をしていけば・・・っと明け暮れる加世。
そこへ親切に話かけてきてくれたのが、番頭の島田藤弥役の坂東三津五郎。(さすが歌舞伎役者。武士役が違和感なく演技も素晴らしかったです。)
この島田の親切を頼りにした加世ですが、島田の罠にはまり、夫である三村の元を離れなければならない事になります。
そこからが、「武士の一分」の始まりです。
木村拓哉の剣術(昔剣道をしていたとか・・・)、涙、ちょっとした笑いもあります。
そして壇れいの、スクリーン初登場の素晴らしい演技にもご注目下さい。
音はシンプルなのですが、非常に重みのある、その時の場面にあったメリハリのある印象を受けました。
今回は【超静音】HDオーディオコンピュータHDC-1.0を使用して鑑賞しましたが、季節の移り変わりによって風景ももちろん変わるのですが、
新緑と花の彩り、夏の蝉時雨の音、秋の落ち葉の舞い落ちる音と色合い。
その1つ1つが鮮明に美しく、細かく聞き取れます。
また盲目の武士の映画の為、やはり音を重視しているように思えました。
刀の音、歩く音、風の音、食事の音、鳥の鳴き声。
非常にわかりやすくなっていました。
和の映画なだけあって、尺八の音色と和太鼓の音が印象的でした。
HDC-1.0を使うことによって、より音色の美しさが映えました。
そして西洋の剣術とはまた違う、少し鈍い刀の音。刀は実際結構重いのですが、その重さを音で感じることができます。
木村拓哉の独特な細々とした話方、侍らしさを少し感じました。
映像もそんなに暗いシーンばかりではないので、鮮明に分かりやすく映っていました。
季節感があり、昔の日常的な日本がよく作られていたと思います。
看病を続ける加世が可愛がっている桜文鳥。ピッピッと鳴く声がまた癒しに聞こえます。 そこへ、新之丞の叔母である、似寧が騒々しく登場します。 これが、お節介な役でなかなか面白く演じていて、桃井かおりらしい彼女そのもののような気がしました。
様子が違う新之丞を見て訳を問いただすのですが、新之丞は「武士の一分としか申し上げることができませぬ」っと頑なに訳を話すことを拒み続ける。 私はここで、謳い文句である「命をかけて、守りたい愛がある」の重さを感じました。 この映画で一番見入ってしまう内容の奥深いシーンです。
昔剣道をしていた木村拓哉の剣術もなかなかのものです!!素晴らしい演技でした。
本編時間−約121min.+特報・予告編3min.
言語−日本語(オリジナル)(5.1chドルビーサラウンド)、 日本語(オリジナル)(2chドルビーサラウンド)、 音声ガイド(5.1chドルビーサラウンド)
字幕−日本語、英語、
画面サイズ−ビスタサイズ(16:9、LB)
スタッフ−
[ 監督 ]山田洋次
[ 脚本 ]山田洋次 平松恵美子 山本一郎
[ 音楽 ]冨田勲
[ 原作 ]藤沢周平 『盲目剣谺返し』(『隠し剣秋風抄』文春文庫刊)
[ キャスト ]
木村拓哉 檀れい 笹野高史 小林稔侍 緒方拳 桃井かおり 坂東三津五郎
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07/06/15
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